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2019年【ドルワームの太陽】

第6回アストルティアプリンセス作品
(2019年)

私には双子の姉がいたらしい。
砂に埋もれた国と民を
命を懸けて守ったそうだ。

ならば私も。
捨てられたあの日を糧に。

今日も願おう。
ドルワームの太陽として。


”ドルワームの双子伝説”

ドルワームの王家は兄弟での権力争いを防ぐために、一緒に生まれた兄弟を捨てるという風習がある。そんなドルワームで双子の妹として誕生するも、言い伝え故に0歳で捨てられてしまった王女様を描きました。


しかし姉は戦死。
そんな姉の代わりとして捨てられたはずの妹はドルワーム王国へ再度連れて来られてしまう───。

自分を捨てた国を許してはいないものの、実の姉が残した豊かなドルワーム王国を目の当たりにして、姉の思いにうたれ、新しいドルワームの太陽的存在(王女)として生きていくことを決めた。そんなシーンをイメージしています。

目線の先には王族にしか扱えない「太陽の石」
その石に向かってお祈りを捧げています。

ちょっと切ないストーリーです。

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