見出し画像

【番外編】TRPG用語一覧

TRPGで飛び交う単語たちをまとめてみました。



▪GM

ゲームマスター。進行役。
日程調整や各連絡のほか、ゲームの準備から当日の進行まで多く担当してくれる。一緒に遊ぶ仲間であり、ゲームの手綱を握ってコントロールしてくれる誘導役でもあり、PLが困ったときに支えてくれる親のような存在。
頭が上がらない。いつもありがとうございます…
ルールブックによっては、GMを世界観に合わせた呼び方で呼ぶこともある。
(参考:『クトゥルフ神話TRPG』=KP(キーパー)、『ダンジョン&ドラゴンズ』=DM(ダンジョンマスター))

▪PL

プレイヤー。ゲームの中でキャラクターを動かす人。
中の人。自分自身。

▪PC(プレイキャラクター)

ゲームの中で動かすキャラクター。
駒になるもの。
キャラクターの名前や職業、ステータス(能力値)などあらかじめ設定する。

▪ルールブック

ゲームの世界観や細かなシステム(ルール)を定めるもの。
これを元にシナリオが作成されている。
書籍からサイトで無料公開されているものまで幅広く存在する。
ルルブと略される。
(参考:『クトゥルフ神話TRPG』『エモクロアTRPG』『ロストレコード』『キズナバレット』など)

▪シナリオ

ゲームのストーリーにあたるもの。
演劇でいうところの台本のようなもの。
シーンの描写やNPCの設定、ストーリー分岐など細かく記載されている。
PDF形式やWEBで公開しているもの、冊子など様々。
有料もあるし、無料もある。
基本的にこれはGMが準備する。
PLはネタバレになってしまうため必須ではない。

▪ココフォリア

ゲームを遊ぶときに共有されるブラウザサイト。
(鳥頭めう様が作成されたツール。本当にすごい便利。)
画面共有して使うゲーム盤面のようなイメージ。
紙芝居のようにシーンを変えたり、BGMで雰囲気づくりをしたりする。
基本GMが部屋を設定し、シナリオに沿って準備する。
最近は没入感を演出するため、この部屋づくりにこだわる人も多い。

▪セッション

ゲームをプレイすることを指す。卓ともいう。
セッションって呼び方、なんだか物語をみんなで作り上げていく感じがして
すごくワクワクしませんか? 私はする。
同じセッションをする人を「同卓者」と言ったりする。

▪キャラクターシート

キャラクターのステータスや細かな設定を書いたもの。
キャラシと略すこともある。
GMはこれをもとにゲーム内のあらゆる処理を行っている。

▪立ち絵

自分が作成したキャラクターの見た目を指すもの。自作する人もいるし、アイコンメーカーなどで作成する人もいる。
「立ち絵 フリー」で検索すると、フリー素材もたくさんある。
ちなみに、立ち絵があると自分のキャラクターへの愛着が沸くので、
死んだときは3日くらい仕事休みたくなります。

▪新規〇月~/新規×

新しいセッションの予定がいつから立てられるかを表記している。
新規×は、現在新しいセッションの予定を立てられないという意味。
よくTwitterのプロフィールに明記している人もいますが、
こういう方たちは卓に追われている忙しい人である反面、
TRPGがめちゃくちゃ好きでよく遊んでいる人であることが多いので、
誘うと苦しみながらもちゃんと予定組んでくれる。いつもありがとう。

▪ハンドアウト

HOと表記される。シナリオによってはそのキャラクターの背景やセッション中の行動方針がこのHOによって指定されることがある。
あくまでこれは指針なので、物語のエッセンスになっているという認識でOK。目標達成の有無で勝ち負けがあったりするわけではない。
また「秘匿HO」といって、自分だけが知っている他PLへ公開されないHOもある。
秘匿HOはセッション開始まで口外できないのでとてもドキドキするし、
他PLの秘匿内容をセッション中に予想するのも楽しい。

▪うちよそ

簡単にいうとカップリングのようなもの。自分(うち)のPCと相手(よそ)のPCが、シナリオを通じて特別な関係になったときにそう呼んだりする。
これは恋愛のみならず、親愛・犬猿・依存・信頼など関係性は様々。
(ちなみに自分以外のPC同士はよそよそと言ったりする。)
シナリオの中には「うちよそ」向けのシナリオもある。

▪継続/新規キャラクター

「継続」は過去に別のシナリオをクリアしているキャラクターのこと。
「新規」はそのシナリオのために新しく作成したキャラクターのこと。

▪ボイスチャット/テキストチャット

ボイチャ・テキチャと呼んだりします。チャット形式の違いです。
テキストチャットには、完全に声を出せない「完テキ」と、
セッション中の台詞など一部のみテキストで遊ぶ「半テキ」があります。

▪ダイス

サイコロのこと。
TRPGではサイコロの出目によって、展開の分岐が決まったり、
戦闘の攻撃が成功するか、判定することがある。
基本は1つのサイコロを振るが、同時に2つ振ることもある。
ダイスの面はゲームによって異なるが、一般的な6面のほか、
3面、10面、20面、100面など様々なダイスを使う。
(ちなみに、10面ダイスを1個振るときは、1D10と表記する。)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?