この時代

約一年半前あるウィルスが世界を震撼させた。そのウィルスは瞬く間にグローバル化した世界中に広がり人々を不安と恐怖のスパイラルに落とした。

このウィルスは賢く、ある人には症状が出ない又は軽く済み事により、そのウィルスに感染していても気づかず、感染者が移動する事で多くの人にウィルスをばら撒ける。そうする事で自分達の種を存続する事ができる。

世界は人の移動行動を規制する事でどうにかウィルスの感染を減少する事ができたが、ワクチンが出るまで、特に有効な手段がなかった。しかしワクチンが出回り始めても色々な噂、デマが飛び回ったり、ワクチンがなかなか確保できずに接種がなかなか進んでない。

コロナは人災と誰かが言っていたが、確かにそんな事を思う事がある。このウィルスが出回り始めた時も色々なデマ、噂が飛び回り、みんな何が本当で、何がウソなのかがわからなく、余計不安になり、恐れた物だ。

当初ニュースなのでは、「正しく恐れましょう」というメッセージを発していたがそれは今では、副作用、問題点という表面上の物ばかり発信している。それは悪い事ではないのだが、もう少しなぜそうなるのか、なんでそんな事が起きるのかという少し知識になるような事を発信した方が少しは視聴者の不安や疑問が解消されるのではないのでないのかと思って残念だ。そう思うとYou Tubeとかでちゃんと専門家とか呼んで勉強になるチャンネルを見た方が有益だと思ってしまう。

僕はチベットから帰ってきた直後ぐらいから世界中にコロナが広がり始め、チベットの旅に以上に疲れて旅を少し休憩しようと考えていたので、最初はそこまでコロナの影響という影響を受けなかった。

むしろ自宅でゆっくりこれからの事を考えたり、自分を見つめ直す時間ができてラッキーという感じだった。

自宅でいろんな本を読んだり今までの写真を見直したり、しながら物思いにふけりながら過ごしてきた。

そうする事で忙しく過ごすより多くの事が学べてわかって来た。ただそれも今やり尽くした感じがしていて、今何をするべきなのか、何をしたいのかがよくわからない時期になって来た。

海外で写真を撮りながら旅がしたいのだが今はそれはできないので、日本の中で旅をしたり、違った角度から写真を撮ったりと試行錯誤している。この文章を書くというのもその一つである。

最初イメージしていた物と違った感じの文章になっている感じがするがゆっくりと書いて行こうと思う。