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今日で62歳となりました。
教師生活も38年目となります。
大学を卒業して,実家の仕事を2年ほど手伝っていましたが,あまりにも厳しい仕事でしたから,別の仕事を探すことにしました。
すると,教員免許を持っていたことを思い出したのです。

大学生の頃は,教師になることは全く考えていませんでした。
逆に,教師にだけはなりたくないと考えていました。自分が出会った教師や授業に魅力を感じたことがなかったからです。

厳しい仕事から逃げ出すために,受けた教員採用試験でしたが幸運なことに合格したのです。
最初は,サラリーマン教師でいいと考えて学ぶこともせず,ほどほどの授業をする教師でした。

しかし,多くの生徒と出会ったことで教師の魅力に目覚めてしまいました。38年間も教師を続けることができるのも,今まで出会った多くの生徒のお陰だと思っています。

さて,昨日,2年生の授業の始まりで7月12日と板書した時に,何気なく
「先生は,明日誕生日です」と言いました。
すると,生徒たちから「おめでとうございます。」というお祝いの言葉をもらいました。
「来年も社会科を教えて下さい」という言葉もありました。
とても優しい生徒たちです。
このような喜びを経験できるのは,教師という仕事しかありません。

厳しい仕事から逃げて選んだ教師という仕事ですが,本当によかったと思います。
こんな素敵な仕事ができる喜びを誕生日に再確認しています。

〈追記〉
フェイスブックでも全国の多くの先生たちから,お祝いの言葉をいただいています。
単なるサラリーマン教師だった私がここまで成長できたのは,全国の多くの先生たちのお陰です。本当に感謝しかありません。ありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いします。