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発問づくりを鍛える

道徳授業を公開すると、必ずと言っていいほど出る意見があります。
それは、発問づくりが難しいということです。
生徒をワクワクさせる、本気にさせる、本音を発表させる、本音を書かせるためには、生徒の思考を刺激する発問が必要です。
さて、教科書を使った道徳授業をする場合は、その指導書にいくつかの発問が掲載されています。
その発問どおりに授業を進めていっても、生徒の思考を刺激することはとても難しいです。
つまり、指導書だけに頼っていると発問づくりはうまくならないのです。
また、道徳授業後の満足感はなかなか味わえないのです。
では、どうすれば発問づくりがうまくなるのかについて、今回は1つだけ紹介します。

それは、発問だけをノートに書きだしてみるのです。
写真は「とっておきの道徳授業 中学校編 14」(日本標準)から、抜き出したものです。発問づくりが上手い先生の発問のタイプを調べることなのです。
1つでも多くの発問を知ることで、いろいろな教材に使えます。また、発問どうしを組み合わせることで新しい発問が生まれます。

優れた実践をマネすることが、発問づくりの第一歩だと思います。