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副反応と「昭和の消えた仕事図鑑」

今日は,4回目のワクチンの副反応で特休をもらいました。熱は高くはありませんでしたが,何となくだるさが続いていましたので,1日ベッドで寝たり横になって読書をしたりしました。
けだるい感じの時に読む本は何がいいかなと思って,選んだ本が「昭和の消えた仕事図鑑」(澤宮優・平野恵理子 原書房)です。

昭和の頃にあった仕事がイラスト付きで解説されています。どのページから読んでもいいですから,気になった仕事から読みました。

私の記憶にある昭和の仕事は,

〇豆腐屋

〇金魚売

〇ロバのパン

〇乗合バス

〇電話交換手

〇下宿屋

〇炭焼き

〇アイスキャンデー屋

〇ポン菓子屋

などがありましたが,今は,すべて消えてしまった仕事です。

この本に,こんな仕事がありました。

何と読むか分かりますか。

「杣」

山林の伐木,造材,加工,荒削りなどの製材を行う人です。

読み方は「そま」です。きこりという呼び名より,「そま」というほうが山の仙人みたいな感じが伝わり,自然の中で生きる人ように思えます。

澤宮さんは,この本の最初にこんな文を書かれています。


これらの仕事には,今よりもっと人間の匂いと体温があったと私は思っている

「昭和の消えた仕事図鑑」より

確かにそうだなあと思いました。

ぼーっとした頭で読みましたから,なおさらノスタルジックになったのかもしれません。