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お店のこと

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飲食店を続けていくのに必要なこと、感覚的なこと、その日に思ったあれこれ書いてます。 忘備録だったり、その時の爆発的な思いだったり、ひとつのピークを超えた後の振り返りだったり。
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2018年8月の記事一覧

中身のあるトライをしたいぜっていう話。

中身のあるトライをしたいぜっていう話。

はっきりわからないことがあって、
わかんないし、とりあえずやってみるか〜〜、って着手したとして
いい結果が得られたことってあんまりない。

ひとまず答えを出す、それがスタートで
それを検証する、っていうトライができたらそれが一番だと思う。

答えがだせないから、とっかかりを見つけるためにトライするのも悪くはないけど、
それは捨てのトライだ。

どうしたらこういうふうにもっていけるんだろ、うまく

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仕事にとっての贅沢、という話。

仕事にとっての贅沢、という話。

朝起きるのが昔は苦手だった。
目覚ましがあっても親の声が聞こえても、二度寝しては遅刻ギリギリ、いまでも通学の電車に間に合わなかったっていう夢を見るくらい起きられなかった。

仕事してからもずっと早起きできなかった。
でもまぁ理由はひとつで、夜遅くまで起きてたからだ。
お店を始めてからもしばらくは夜遅く寝る生活が続いてて、朝が苦手だった。

それが気づいたら早起きはいつでもできるようになってて、それ

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あっちのプロとこっちのプロとの狭間で燃える、っていう話

あっちのプロとこっちのプロとの狭間で燃える、っていう話



これは、焼き始めたころのパン。

これは、週末焼いたパン。

同じよーにみえて、やっぱり何度見たって同じよーにしかみえないかもしれない2枚なんだけど、好きな人はめっちゃわかるのらしい。

(わたしは焼いてるほうだからもちろん分かる)

クラストのつくりかた、塩気のコントラスト、生地の質感、焼きあがりから冷めた時の状態、冷凍して解凍したときの食味、

ひとつひとつ、どーしたらこうなるかなって考え

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決意表明みたいな話。

決意表明みたいな話。

あっちに打ち込んだら、こっちに手が回らない、そーいうのは普通の話なのだけど
そりゃまあそーいうもの、それが普通、となるものだけど。

できれば、それぞれの足場を渡り歩くだけでなく、ひとつひとつ、ちゃんとやってたい。

そーいう贅沢な望みがある。

そのためには、それぞれ、ひとつひとつ、
土台を作っていかなきゃならないんである。

お店の足場は最初の3年間でつくり
クライミングをたのしむ足場は昨年つ

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