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[Vol.02]
アレクサンダー・リーバーマン alexander liberman
アレクサンダー・リーバーマンは(1912~1999)
ロシア系アメリカ人のアートディレクター、写真家、彫刻家、美術家。
第二次世界大戦前から戦後(1940年代から1950年代)にかけて、
『ヴュ』誌や『 ヴォーグ』誌のアートディレクターとして活躍。
特に『ヴォーグ』swh、ファッション写真の興隆に大きく寄与した。
戦後はむしろ、巨大な抽象的・半抽象的な、
屋外彫刻(野外彫刻)を制作して名をなした。
日本においては、長野県の美ヶ原高原美術館意外に、
東京大手町のサンケイビル前でその実作品を見ることができる。
「イリアッド・ジャパン」
この作品は、高さ14m、総重量36トンの巨大彫刻。
イリアッドはホメロスの作とされるトロイの戦いをうたった叙事詩。
直径2mを超す円筒とそれを切断した28個のパーツからなるフォルムは、
都市の崩壊と再生を象徴的に表している。
「イブ」
この作品は、ダイナマイト爆発により偶然作られた上のタンクのへこみは、
女性を象徴的に表している。
ニューヨークのストームキング・アートセンターに展示されている
「アダム」と対をなす作品である。
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