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藤の花が咲く渓谷

2009年5月15日
▲12:04 p.m. 18cmイワナ

Sさんと初めて一緒に行ったのが今回向かった大武川。いくつかの堤があるものの川幅も広く、1日で釣り登るにはちょうどいい長さだ。前回来たときは、そこそこの型のイワナを数匹、最大28cmを釣ったように記憶している。韮崎インターを降りて20号を1時間。ほどなくキャンプ場脇の狭い登山道に入った。そこから20分、そろそろ目的地に着くかと思っていると、工事で通行止めのゲートが橋を渡った所に見える。たしか10年前に来たのは、この橋よりさらに2〜3kmほど上流のはず。しかし、これより先に進むことは出来ない。またしても小さな川に必要のない堤を作る無駄な工事現場の出現だ。ゲート脇の小さな駐車スペースには、すでに地元ナンバーのワゴンが駐まっている。それでも、もう一台くらいは駐車するスペースもある。しかたがなくここからのスタートとなった。
沢にはいると、川幅は狭い。餌釣りのぼくは、何とか釣り登ることが出来そうだが、テンカラのSさんにはちょっと狭すぎる、上から覆いかぶさる枝葉にすぐに引っ掛かってしまいそうだ。Sさんに先行してもらい釣り登り始めたが、やはりSさんは苦戦している。ぼくは沢に降りた所より少し下流から始めた。あまり魚がいるような気配がしなかったが、第一投で18cmの綺麗なイワナを釣った。こんな小さな沢に放流はしていないだろうから。天然イワナという事だ。
結局この日の釣果は、27cmイワナ、22Cmのアマゴほか、15〜20cmを5尾ほど釣ったにとどまる。テンカラのSさは、アタリはおろか、魚の姿さえ見なかったと言う。初めての沢でそれなりの釣果を出すのはやはり難しいと言うことだ。ましてやこのような小さな川では…。
次回は奥秩父入川谷へ行く予定。今回の雪辱戦と言ったところだ。

2009.5.15.桑木沢_2

▲12:39 p.m. 27cmイワナ

2009.4.15.水の木沢_5

▲久々のアマゴ 3:49 p.m. 22cm

2009.5.15.桑木沢_3

▲藤の花が咲く大武川支流

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