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誕生花&花言葉

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このマガジン「誕生花と花言葉」は、note マガジン「一日一万歩草花図鑑」▶︎ https://note.com/troom202/m/m0a3d3e42a169 を「誕生花と花言… もっと読む
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#花の名前

私のもとへ帰って

誕生花&花言葉:1月2日 ナルキッサス、ナルシサス  Narcissus ヒガンバナ科 スイセン属 多年草 草丈15〜50cm 開花12〜3月 地中海沿岸原産。 平安時代に遣唐使などによって房咲き水仙が薬草として持ち込まれた。 ギリシャ神話の青年の名Narcissus(ナルキッソス)にちなむ。 泉に映った自分の姿に恋して死に、 その後にこの花が咲き出たという神話がある。 ◉top ◉homoc

賢さ

誕生花&花言葉:11月19日 こむらさき(小紫) Callicarpa dichotoma クマツズラ科 ムラサキシキブ属 落葉低木 樹高1~1.5m 開花6~8月 山野の林に自生する紫式部と混同されやすいが、 通常、家庭の庭で見られものは小紫のことが多い。 別名、古式部と言う。 花は淡紫色の小花を根元に近い方から順次開花し 先端に咲かせていく。 それを追うように実をつける。 実は、緑色からきれいな紫色に変わる。 ▼白の小紫(しろのこむらさき) ◉top ◉ho

おてんば

誕生花&花言葉:11月18日 こえびそう(小海老草) Justicia brandegeeana キツネノマゴ科 ジャスティシア属 常緑低木 草丈30~200cm 開花5~11月 メキシコ原産。1931 年頃に渡来。 赤褐色や黄褐色の花のように見えるのは苞で、 その先の小さな白いのが花。 苞の形が小海老に似ているのが名の由来。 別名ベロペロネは、ギリシャ語で「矢のとめ金」を意味し、 花のまわりの重なり合った部分の形から連想された。 ◉homo

謙虚な輝き

誕生花&花言葉:11月16日 しこんのぼたん(紫紺野牡丹) Tibouchina urvilleana ノボタン科 シコンボタン属 常緑低木 樹髙1〜3m 開花7〜10月 ブラジル原産。濃い紫の大きな美しい花をつける。 花弁は普通は5枚。 ノボタンとは雄しべの色が異なり、紫色。 雄しべは10本であり、そのうちの5本が長く、 葯(雄しべの花粉を入れる袋)の部分が 節のように曲がっている。 このためブラジリアン・スパイダーフラワーと呼ばれている。 花は朝咲いて翌日には散る

熱意

誕生花&花言葉:11月15日 レモン(檸檬) Citrus limon ミカン科 ミカン属 常緑小高木 4〜6m 開花5〜6月 結実10〜12月 インド北部原産。 外側が紅色がかる花と翼のない葉が特徴。 枝にはトゲがあるが、トゲのない園芸品種も増えている。 レモン果実は輸入品がほとんどだが、 国産品の人気も高まっている。 国産レモンの半数以上が広島県瀬戸田町で栽培されている。 ◉homo

あなたの魅力を心に刻む

誕生花&花言葉:11月11日 まゆみ(真弓) Euonymus hamiltonians ニシキギ科 ニシキギ属 落葉低木 樹高3m 開花5~6月10月 ピンク色の実が割れてオレンジ色の種子が 出てくる様子はとても美しい。 真弓の樹質は硬いが、柔軟性があるので、 昔この木で弓が作られていた。 真弓の名の由来もそれによる。 ほかに、こけしや将棋の駒をつくる。 春にこの若葉を菜飯(なめし)として食べるとおいしようです。 まゆみは「檀」とも書く。 ◉homo

見間違ってはいや

誕生花&花言葉:10月30日* はるのげし(春野芥子) Sonchus oleraceus キク科 ハチジョウナ属 1~2年草 草丈80cm前後 開花4~12月 原産地はヨーロッパであると考えられている。 ノゲシは世界中至る所に帰化している植物で、 ムギなどの畑作の伝来とともに渡来した史前帰化植物*の1つである。 花は和名のごとく春咲くものが多いが、 暖かい地方ではほぼ1 年中咲いている。 葉は柔らかく、若葉は食べられる?。 (* 有史以前に稲や麦などの栽培植物ととも

さみしがりや

誕生花&花言葉:10月22日、6月28日 つるはななす(蔓花茄子) Solanum jasminoides ナス科 ナス属 常緑蔓性 樹高4~5m 開花6~8月 南アメリカのブラジル、エクアドル、パラグアイに分布。 花は星形をしており、時間の経過とともに、薄紫色から白に変化する。 つる丈は5m にもなる。 葉は小さな楕円形をしており、光沢がある。ナス科だがトゲはない。 別名、山保呂志(ヤマホロシ)とも言うが、 山保呂志は本来は山地などに生える、同じ仲間の別の花のことで

淡い思い

誕生花&花言葉:9月14日 しゅうめいぎく(秋明菊) Anemone hupehensis var. japonica キンポウゲ科 イチリンソウ属 多年草 草丈50~100cm 開花8~11月 中国原産。かなり昔に日本に渡来し、 その後野生化したものもある。 漢名は秋牡丹。 秋に、菊に似た花を咲かせるところからこの名前がついた。 花色は紅紫色や白で白花種は花びらにふっくらとした丸みがあり、 萼片の枚数は少ない。 濃いピンク色の花は別名で貴船菊(きぶねぎく)と言う。

誤解を解きたい

誕生花&花言葉:9月9日 へくそかづら(屁糞葛) Paederia scandens アカネ科 ヘクソカズラ属 多年草 つる性 開花:7~ 9月 日本各地、東アジアに分布する。 公園や道端のフェンスなどでよく見かける。 枝や葉をもむと悪臭があるからこの名前がついたようだが、 実際嗅いでみるとそれほどでも無い。 別名ヤイトバナ、サオトメバナの名もありこちらの方が、 かわいらしい花からは相応しい名かも知れない。 ◉top ◉homo

若々しさ

誕生花&花言葉:9月7日 なつめ (棗) Ziziphus jujuba ウメモドキ科 ナツメ属 落葉高木 樹高5~10m 開花4~7月 結実10~11月 中国原産。奈良時代以前に渡来。 花は薄緑色で小さくあまり目立たない。 実は2cm ほどで最初は赤く、熟すと赤黒くなり、 その後乾燥してしわが出来る。 菓子や生薬の材料に使われる。 飛騨地方では、古くから果実を醤油で甘露煮にし、 おかずとして食卓に並ぶ風習が見受けられる。 成熟した果実を乾燥させた大棗(たいそう)は

信じられない恋

誕生花&花言葉:9月1日 おしろいばな(白粉花) Mirabilis jalapa オシロイバナ科 オシロイバナ属 一年草 草丈0.6~1m 開花7~10月 メキシコ原産(ペルー原産との説もある)。 江戸時代始め頃に渡来、その後道端などで野生化。 ラッパ型の花は夕方咲き、朝にはしぼむ。 香りが強く離れた場所からも花の存在にすぐ気がつく。 夕方頃に活動する昆虫に対して、花の多彩な色で引きつけ、 夜に活動する昆虫には、その香りで引きつける。 実は黒く、つぶすと白い粉(胚

潔白の愛

誕生花&花言葉:8月31日 たますだれ (玉簾) Zephyranthes candida ヒガンバナ科 ゼフィランサス属 球根 草丈 15〜30cm 開花 6〜9月 ペルー原産の球根草。 ずらっと並んで咲いていると壮観。黒い実がなる。 タマスダレをゼフィランサスということもあるが、 本来、ゼフィランサスは属名である。 葉や鱗茎にリコリンというアルカロイド成分が含まれており、 誤食すると嘔吐、痙攣の症状をおこす。 ◉top ◉homo

永遠

誕生花&花言葉:8月30日 カンナ Canna カンナ科 カンナ属 多年草 草丈 1〜1.5mm 開花 7〜10月 熱帯アメリカ原産。インディカ種(Canna indica)を主体に 改良された多様な種類、園芸品種がある。 花弁のように見えるのは雄しべが花弁化したもので、 本当の花弁は萼のように小さく目立たない。 花の色は緋色、桃色、橙色、黄色、白、絞りなど多彩である。 ◉top ◉homo