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トロンボーン演奏Tips〜高い音・ハイトーンの出し方

トロンボーンに限らず金管楽器演奏者の課題(悩み)としてよく取り上げられるのが高音・ハイトーンの出し方。多くのYouTube動画でも取り上げられているテーマです。一朝一夕で解決するものではありませんが、いろんな動画や情報をもとに高い音を出すためのヒントを集めてみました。どれが正解というわけではなく、いろいろ試して自分に合った方法を見つけることが大事だと思います。

高い音をキレイに出すために

・ペダルトーンの練習を増やす。これによって、音色の改善と音域が広がる。
・ハイトーンでマウスピースを押しつけるのは構わない。ただし力はいらない。
・がんばらない。
・上げていって苦しくなったらやめる練習をする。
・一番楽に美しく出せる音から上げていき、苦しくなったらやめる練習をする。
・高い音が怖いと思ったときは息が止まっている。怖いと思わずに楽に息をスピンさせる(力まずにたくさん振動させストライクゾーンを狙って楽器の中に竜巻を作るイメージで吹く)。
・口元やベルのあたりを意識するのではなく、ベルよりも先のほうに意識を向ける。
・高い音と思わないこと。口や身体が緊張してしまうのをできるだけ防ぐ。

教本

参考になる動画

・大きく息を吸うこと
・低い音はゆっくりと広い息、高い音はより速く狭い息。どちらも多くの息が必要
・低い音はまっすぐ息を出す、高い音は下に向けて息を出す
・どの音域であれ身体をリラックスさせることが何よりも重要。肩や足を含むあらゆる身体の部分をリラックスさせる。

他にも参考になる動画があります

Tom Riccobono氏(Instructor of Low Brass, Interlochen Arts Academy)の動画で、息のスピードの重要性や、高音を出すためにどういった練習をすればいいのかを解説しています。

ニューヨークフィルのジョセフ・アレッシ氏の動画では、口の周りに消防士が広げる道具をイメージしてアパチュアを維持することが大事だと語っています。

アレクセイ・ロビコフ氏の動画ではマウスピースを使わないバズィングの練習を勧めています。1日3〜5分程度の練習で良いとのこと。またプラクティスミュートを使っての練習方法も紹介しています。

zこちらはdRoiD(ドロイド)さんの動画。こちらの動画はとてもわかりやすく高い音の出し方について解説しています。

他にも世界中のトロンボーン奏者が高い音(ハイトーン、ハイノート、ハイレジスター)の出し方のコツについての解説をしていますので、是非検索して見てみてください。


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