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人はなぜ眠るの?②

皆さんこんにちは。心も身体も癒し、未来を応援する、じゅんやです。

今日は、前回の続き

眠りについてです。


前回は眠る事で身体の熱を冷ましているという内容でしたが

今回は、眠っている間に身体を治しているんだよというお話です。


これは血液の分布と関わりがあるのですが、

昼間、起きている間には

身体を動かす為、血液は手足の方へ沢山流れて居ます。


仕事をする、料理を作る

起きている間の活動をより良くする為には手足に血液が必要なのです。


逆に、夜寝ている間

手足にはそこまで血液が必要ありません。


今度は内臓の方へ血液が流れてゆきます。

そこで何をしているのかというと

日中の疲れを癒し修復したり、消化吸収をしっかりできるように準備をしたり

明日の為のエネルギーを蓄えたりしています。

その為、夜きちんと眠れないことで内臓にしっかり血液が流れないと

エネルギーの蓄えや体の修復が不十分になり

次の日のパフォーマンスに影響が出る。

睡眠不足の日に身体がちっとも働かないのはこういった仕組みがあるのです

改めて、夜の睡眠の大切さを感じますね。



また、血液の話は身体の防御機能にも関係があります。

日中、手足に血液が流れることで

身体の表面全体がホワホワと暖かくなり

バリアのように外気が入ってくるのを防いでくれています。(外気が侵入すると冷えや風邪の原因になります)

しかし

夜は血液が内臓の方へ流れている為、このバリア機能がなくなってしまいます

そうするとどうなるのかというと

寝冷え

が起こるのです。


夜半袖で寝たら冷えてしまったー

というのは、バリア機能がなくなったことで外気が易々と入り込んでしまったからなのです。

それを防ぐ為

私達は夜寝る時

布団を掛けることで、血液バリアの代わりに外気の侵入を防いでいます。

夜何気なく掛けている布団も、こういう意味があったんですね。

夜眠るという

生物であれば当たり前のことではありますが

その行為には熱を冷まし、明日の為の準備をするという意味があることが分かりました。

暑かったり寒かったり、身体には辛い日々が続きますが、沢山寝て元気に過ごしましょう!

それではみなさん、また会いましょう

ばーい♪