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青春18きっぷの旅でスタンディング乗車をやってみた

東京行きに初めて青春18きっぷを使った。

自宅にいるときは、スタンディングスタイルの生活なので、青春18きっぷの旅もスタンディングスタイルで乗車することにした。

今回の東京行きの往路では想定していたより座る時間が長くなった。


立ち時間と座り時間

神戸ー東京の往復で、立ち時間と座り時間の実績をまとめた。

往路

草津駅から米原駅間で14分間、収納式座席に座った。

浜松駅で乗り換えた後、終着の東京駅までは車両のドア付近が狭くなっていた。
最初はドアの前で手すりを持って立っていたが、隣の席が空いたので座った。東京に近づくにつれ乗降客が増えてきた。ドアの前に立つと邪魔になるので東京駅まで座席に座った。

立ち時間は5時間49分、座り時間は4時間8分だった。

座りすぎた。都会の乗降客の多さにビビって、ドア付近に立つのを遠慮してしまった。

復路

東京駅から乗ると通勤時間帯で混んでいた。乗降客が多いのでドア付近は避け、車両の中ほどに入り、吊り革を持って立っていた。

横浜駅で席が空いたので熱海駅まで1時間以上座った。

熱海駅からは富士山を観たいので、右側のドアの前に立った。1時間以上も座っていたので、立つと自由で身軽が気分になった。

興津駅で乗り換えてから先頭車両の運転席の後ろに立って前方の景色を鑑賞した。
立ちっぱなしで腰がだるくなってきたので浜松駅の乗り換えから座ろうと思ったが、乗り換えの徒歩移動で腰のだるさは取れたので座らなかった。

結局、熱海駅から終着の三ノ宮駅までずっと立ちっぱなしだった。

立ち時間は8時間15分、座り時間は1時間22分だった。

立ち時間と座り時間のバランスは良いが、8時間近く立ちっぱなしというのはどうかと思う。

立ちスペース

収納式座席

往路で草津駅で乗り換えると、ドア付近の座席背面に収納式座席が付いていた。
立ちスペースが広い方と狭い方があったので、広い方のスペースを確保した。

収納式座席は、米原駅乗り換えまでの14分間だけ座った。
簡易的な座席なのでクッション性はほぼないが、自分好みの硬さだった。

収納式座席

通常の座席では頻繁に立ったり座ったりがしにくいが、この収納式座席は気が向いた時に利用できるので都合がいい。(一緒に座る人がいなければ)

ただ残念なことに、自分にとってベストとも言えるこの収納式座席がある電車は少なかった。

気が向いた時に座ることができる

広い立ちスペース

往路で大垣で乗り換えると、トイレのある車両だった。
トイレの前に広い立ちスペースがあった。

立ちスペースとしてはゆったりしていて良いのだが、トイレの前なので環境は良くない。

トイレの前の広い立ちスペース

狭い立ちスペース

往路で浜松駅で乗り換えた後、熱海駅まで横向き一列の席(ロングシートと呼ぶらしい)だった。
熱海駅で乗り換えた後は、横向きと前後向きが混在した席(セミクロスシートと呼ぶらしい)だった。

ロングシートとセミクロスシートの車両はドア付近が狭くなっており、ここに立つと乗客の乗降の邪魔になりやすい。ほぼドアの前に立つことになる。

しかし、立つ場所は車両の中ほどよりドア付近の方が居心地が良いので、ドアの開閉や乗客の乗降に注意して、このスペースを利用した。

ただし、首都圏は乗客の乗降が多いので、ドア付近に立っていると乗降の邪魔となる。

ドア付近の立ちスペースが狭い

まとめ、気付きとか

  • 往路は、乗降客に遠慮してドア付近に立てず、座席に座る時間が長くなってしまった。復路は乗降客に配慮しながらドア付近に立ったが、立ちっぱなしになってしまった。

  • ほとんどの人は座席に座りたいので、乗り換え時に我先にと急いで乗り換えようとしている。一方、立ちスペースの競争率は低いので乗り換え時は慌てる必要がないという少数派のメリットに気が付いた。

  • 収納式座席が気に入った。椅子の硬さと気の向いた時に椅子を利用できることが自分の好みとスタイルに合っている。

  • 座席に座ると気の向いた時に立ったり座ったりがしにくい。一度座席に座ってしまうと乗り換えまで座ったままになってしまう。この対策として、定期的に車両を移動する等の方法をとった方がいいかもしれない。

  • 復路の立ちっぱなしで腰がだるくなってきたが、乗り換え時に腰のだるさが消えた。駅に停車した時に開いたドアからホームに出て徒歩で隣の車両に移動すれば、歩行により運動不足が解消され、立ちっぱなしでも腰はだるくならないだろう。気分転換にもなる。たとえば1時間を目安に乗車車両を変えることをルール化する。

  • 首都圏は乗客の乗降が多いので、ドア付近に立っていると乗降の邪魔になると判断される場合は、駅の停車時に降車客と一緒に一度ホームに出て、乗車する客の最後尾から再び乗車することも考えたい。

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