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TRIZ(トリーズ)の勧め (w/ChatGPTでマンガ化試し)

恒例? ChatGPTとTRIZの面白さを伝えるために戯れてみたエントリです。
前半が「料理をテーマにTRIZへの近づきやすさを文章にしてみたもの」
後半が、その文章をもとにマンガ化を試した(けどイラスト3枚に留まった)話です。(進歩の早い技術には、こうやって時折触ってはその時の様子をメモしておくのが創造性向上にはよく効きます)


TRIZとキッチンツール: 日常の発明から学ぶ

料理は家事の中でも特に技術的なプロセスを要求される活動です。たとえば、認知症の初期症状が親や家族の作る料理の味の変化から気づかれることがあるように、料理のプロセスは非常に繊細で複雑です。また、多くのドラマや漫画では、主人公が交際相手に求める条件として料理の腕前が挙げられることも、料理が持つ文化的・社会的重要性を示しています。

ピーラーの革新

例えば、ピーラー(皮むき器)を見てみましょう。通常、包丁で果物や野菜の皮を剥く作業は手間と時間がかかりますが、ピーラーを使用すると、そのプロセスがどれだけスムーズになるかは明らかです。ピーラーの動く歯が、じゃがいもの曲線に沿って緩やかに動く設計は、TRIZの「可変性」と「ダイナミクス」の向上という発明原理を活用しています。このような設計は、異なる状況に対する適応性を高め、効率を大幅に改善します。

圧力鍋の効率性

圧力鍋もまた、TRIZの原理を活用した日常のツールです。長時間かかる料理プロセスを、高圧を使って大幅に短縮します。これはTRIZの「時間の損失を解決するための過剰な作用」という16番の発明原理に基づいています。

料理プロセスの抽象化

料理という行為自体をTRIZの観点から抽象化すると、以下のようなプロセスに分類できます:

  1. 分離:食材の中から食べられる部分だけを選び出す(原理2番)。

  2. 分割:加熱やその他の処理を容易にするために、食材を適切なサイズに切り分ける(原理1番)。

  3. パラメータの変更:加熱や調味を通じて食材の性質を変化させる(原理35番)。

このように、TRIZを日常生活の一部に適用することで、身近な問題に対して創造的かつ効率的な解決策を見つける手助けをします。この本では、そのような発明的なアプローチを、読者が自身の生活や業務に応用できるように導きます。創造性を科学的に理解し、実生活に活かす方法を一緒に学んでいきましょう。

マンガ(イラスト)を作らせてみた


この文章は、ChatGPTに対して、音声認識で文章を与えて作ったものです。
↓そこまでのプロンプトのやり取りは以下に共有しています
TRIZ Practicalキッチン例から (openai.com)

合わせて、ここまでの内容でのイラストを描いてもらいました(本当はマンガを描いてみてほしかったのですが、漫画風イラストにとどまったのは現在の実力値?)以下はChatGPTに「上記の文章にふさわしいマンガを描いて」とお願いした中でのシーン構成案



シーンの構成

  • 第1シーン:主人公が普通の方法で料理をしていて失敗する場面。

  • 第2シーン:TRIZの専門家が登場し、ピーラーや圧力鍋などの効率的なキッチンツールを使った新しい方法を紹介する。

  • 第3シーン:主人公がTRIZの方法を取り入れ、料理が驚くほど上手くいくようになる。

この3つがマンガ化されるのを期待したのですが、残念ながら、現時点では、まだ絵柄の統一性はなされないようです(多分、来年の今頃は実現されていると思いつつ)
なお、半年くらい前に試した時は、白黒でしたが、自然なカラーリングになっていると思うのと、手の表現が3枚(8か所)とも不自然でないのはさすがのDall-E3の進歩ですね。…と褒めようとしたら、扉絵で拡大した部分ふくめ、よく見たら指が6本(見えない親指と合わせて)だ・・・(苦笑)

以下、つくってくれた画像3枚と、その時のChatGPTからの説明をキャプションでつけておきます。
また、似たことを数か月後にやったら、また進歩しているんだろうな。

こちらが、若者がキッチンで料理に苦戦している様子を描いたマンガスタイルのイラストです。キャラクターは困惑と絶望の表情で、散らかったキッチンツールや食材に囲まれています。このシーンは、適切な技術やツールがないときの料理の困難さと混乱を明るく親しみやすいアートスタイルで表現しています。
このシーンでは、TRIZの専門家が若者に効率的なピーラーの使い方を教えています。キッチンは整頓されており、若者は学ぶことに驚きと関心を示しています。背景にはさまざまな革新的なキッチンツールが整然と配置されています


このシーンでは、若者がTRIZの専門家から学んだ技術を使って料理を成功させています。若者は誇らしげに、美しく準備された料理を見せています。キッチンは清潔で明るく、効率とスキルが向上したことが反映されています。
★私 「上記の文章にふさわしいマンガを描いて」

★ChatGPT
マンガを描く際に考えるべき要素を以下に挙げてみます。
これらの要素を踏まえた上で、プロの漫画家やイラストレーターに委託することをお勧めします。

マンガのコンセプト
登場人物:

主人公:料理が苦手な若者
サポートキャラクター:TRIZの専門家またはTRIZを体現するような賢い家庭用ロボット

シーンの構成:
第1シーン:主人公が普通の方法で料理をしていて失敗する場面。
第2シーン:TRIZの専門家が登場し、ピーラーや圧力鍋などの効率的なキッチンツールを使った新しい方法を紹介する。
第3シーン:主人公がTRIZの方法を取り入れ、料理が驚くほど上手くいくようになる。

テーマ性:
TRIZの原理がどのように日常生活の問題解決に役立つかを示す。
料理がより楽しく、効率的になることを強調。

アートスタイル:
明るく親しみやすいスタイル。
読者が簡単に理解できるようなシンプルな表現。


このマンガのコンセプトは、TRIZの理論を一般の読者にも理解しやすく、
楽しんでもらえる形で伝えることに重点を置いています。
また、実際のマンガ制作には、キャラクターデザインやストーリーボード作成など、
専門的なスキルが必要ですので、詳細なプロジェクト計画とプロフェッショナルな制作チームの結成が推奨されます。




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