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【ミヨシのミカタ】に込めた想い(BACK GROUND)

メディアでもお話する機会が増えてきたので
私の信条のBACK GROUNDをまとめておきます。

BACK GROUND(背景)

立場を超えて

私自身は「農家」と名乗りながらも経営者ではなく、家業は法人化しているため身分としては「アルバイト」です。
若者なので「担い手」として期待されながらも、「働き手」でしかないという立場から、同じような立場で働く方との繋がりが欲しいと思うようになりました。
しかし、地域の方々と構想についてお話する中で、皆さん「私」という個人と真摯に向き合い認めてくださったのです。
その「立場」は自分が気にしているだけで、そこに境界は無いのだと気づくことができました。

農への関わり方も、「生業として」が正義ではなく、
農業者に雇われて仕事で農作業に関わる「働き手」や
趣味の延長で自家用以上に収穫し出荷までする「家庭菜園」、
はたまた農や食に関心があるものの畑を持たない「消費者」…
どれであっても自分らしい関わり方として誇れるものであれば良いのではないか?と思うようになったのです。
そして、同じ立場の横のつながりだけでなく、立場を超えたつながりから
農への関わり方の段階をステップアップしていっても良いと思うのです。

リアルでのつながり

今の時代SNSを使えばどこの誰とでもつながることができます。
家業でもFacebookやTwitterで多くの同業者の方とつながっています。
そのつながりから共感を得たり知恵を借りることはできますが、実生活に直結しないなと思ったのです。

ある日、Twitterで投稿された内容から牛飼いさんに非常事態が起こったようでした。
その時自分にも何かできないかと咄嗟に考えたものの、九州であること以外その先の情報はわからず。
アカウント名も明らかにあだ名で本当の名前も知らない。
むしろ、その発信者が実在しているかどうかすら怪しい…

結局今の現状を打開できるのは、リアルでのつながりのある身近な人だけ!
そう思い始めた時に、同じつながりに時間を費やすならちゃんと助け合える関係性を築ける身近な人、地域の人たちとのつながりを大事にしたいと考えるようになりました。

地域への想い

ご縁を大切に

京都出身の私が北海道に渡ったにも関わらず
今住んでいる三次(みよし)という地に辿り着いたのも全てはご縁でした。


ロゴのモチーフにした5円玉

学生時代の茶道でよく「一期一会」について考えていたのですが
同じ場所で、同じ時間に、同じ人と、同じ空気を共有する。
それがとても特別で、この瞬間はかけがえのないものであるという意識です。
「今」だけなんだと思うと目の前の人も含めて
全てが輝いて見えるようになりませんか?
出会ったのは必然で何かしら意味があるもの。
そう考えるとより「今」を大切にできるようになり、
全ての人に対して敬意を持って関われる気がしています。

出会いを楽しみ、活かすかどうか、全ては自分次第!
身近な方とつながり出会い、関わり頼り支え合える。
そんな関係性を地域の皆さんと築いていきましょう!


三良(ミヨシ)ファーム
橋本葵

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