将来の夢

こんにちは、ミネソタ君です。今日は将来の夢について少し話したいと思います。

高校卒業後にアメリカ留学を決めた僕ですが、その時僕には大きな夢がありました。それは「青年海外協力隊に入り世界各国で困っている人や助けが必要な人のために働く事」でした。

0歳から18歳まで日本で育ちましたが、普通の人とは違う肌の色や名前でかなり辛い経験をしました。しかしそんな経験をしていた中でも中学、高校で沢山の人と出会い自分の人生が変わりました。

どこへ行くにも肩身が狭かった自分を変えてくれた仲間には本当に感謝しています。

そのようなこともあり、「次は自分の番」だと思いました。こんなにも周りに恵まれて変われた自分こそが今度は困っている人の人生を変えてあげたいと。

単純に小さい頃から旅も好きで1歳の時から母親と二人で色々な国に行っていたので違う文化に触れたり、異なる人種の人々と繋がるのが好きでした。

というわけで留学前は「青年海外協力隊員になる」という夢を持っていました。

焦らなくていい。可能性は無限大。

今年で3年目になるアメリカ留学、１年目はめちゃくちゃ悩んでいました。将来なりたい自分になれるのか？本当に卒業して仕事を得れるのか？そんな悩みを毎晩繰り返して寝れない夜も多々ありました。

ある日、いつも仲良くしているご近所さんのと話す機会があり、将来の夢について話しました。何をすればいいのかわからない、毎日悩んでいる、、、、など

すると彼はこう言いました。

俺なんか少年時代５回は刑務所に入っているよ。それでも今は自分の家を持って妻と楽しく暮らしている。心配なんていらないよ、人生は1度しかないんだから今を楽しめ。今を全力で生きたら後々やるべきことが自然と見えてくる。

正直近所にこんな熱い話をしてくれる人がいたことに驚きましたが、すごい為になりました。

もちろん当初の青年海外協力隊員の夢は捨てていません。しかし今を全力で楽しんで生きることによって大好きなNBAチームで働きたいという夢もできました。新しい夢ができるなんて久しぶりなのでドキドキワクワクです。人にも恵まれて、ミネソタのNBAチームで去年までアシスタントコーチをされていた方ともお会いでき、コネクションを作ることができました。(決して悪い意味ではない）

皆さんも自分の夢を追いかけることはすごくいいことですが、考え過ぎず、今の”自分”を全力で楽しみましょう。人生なるようになるさ。

今を精一杯楽しんで将来の自分を見つけてください！

p.s. 日本時間の昨日、僕の好きなNBAチームMinnesota Timberwolves の選手のお母さんがコロナに感染してしまい亡くなってしまったというニュースが流れてきました。今しかできないことをしてください。家族と、大切な人との時間を作ってください。人生は思っているより短過ぎます。久々に日本の実家に帰ってきましたが、たった1年見ないだけでお爺ちゃん、お婆ちゃんがすごく年老いたように見えます。正直アメリカに住んでいて年に1度しか会えねいので帰ってる今は沢山の時間を過ごしてたまにはお酒でも一緒に呑みたいですね。皆さんも大切な人との時間を作りましょう。

コロナウイルスによって亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。