サドルの高さ調整_初心者

サドルを高くする。
サドルを高くすれば、上級者の方のように深い前傾姿勢が取れて、今よりもっと速くなれるのではないか。
サイクリングロードで上級者の方とすれ違ったり、追い越される度にそんなことを思います。
そもそも私のロードバイクは、購入当初、ショップの店員さんのススメでサドルの位置を若干低め(2〜3cm)に設定してもらいました(慣れるまではその方が安全とかいう理由だった気がします)。
そんなこともあってか、サドルを上げることに対して、速く走れる、真の力を発揮できる、という過度な期待があったかもしれません。
こういう言い方をすると、高くしても意味がないみたいに捉えられてしまいますが、当然そんなことはなく、その効果はしっかりと感じられました。ただ、それだけでグッと速くなれるわけはないよなぁということです。


サドルを高くすることで私が感じられた効果とは?

サドルを高くすることで、その前より、体重をペダルに乗せやすくなりました。
高くする前は、体重が乗り切らないような感覚がありました。
イメージとしては、垂直ジャンプの時に、脚を伸ばし切らないで跳び上がる感じです。普通は、より高く跳ぶために、一旦屈んでから、目一杯身体を伸び切って跳び上がると思います。
そんな感じが、サドルが低い時は得ることが出来ませんでしたが、高さを調整することで、一漕ぎ一漕ぎにグッグッと力が入るようになりました。

結果速くなったのか?

サイコンいわく、ネットの平均時速が0.5km速くなりました(同じコースを走った結果の比較)。ただ、これがサドルの高さによる差なのかは正直分かりません... その日の風とか体調とかでこのくらいは変わりますよね??
でも同じ時間走って、サドルの高さが自分にとって適正に近い方が、500mでも先に進んでるとすれば、結構な差な気もします。

サドルの適正な高さとは?

先ずは、某ユーチュバーさんの動画を参考に調整しました。
スタンドで車体を固定して乗車(スタンドがなければ壁に手をついて、ただし転倒注意)、左右どちらかのペダルを6時まで回し、踵をペダルに乗せます。この時、ペダルに乗せた脚が伸びている状態が適正らしいです。ただし、膝がギシギシ言うくらい伸びているとしたらやりすぎです。少し遊びがあるくらいで良さそうです。伸ばしすぎたところで合わせると、漕いでるうちに脚を痛めるそうです。

私もそうでしたが、最初は少し試走して、調整して、また試走してを繰り返して、自分にとっての適性を見つけるのが良さそうです。
また、筋力の増加や、サドル以外のポジションの見直しに合わせて、その都度調整は必要なようです。

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