ミラクルスウィーティ 小話
拙作『ミラクルスウィーティ!』に関する小話です。
タイトル通り小話の域は出ません。
☆実はプロトタイプは今年の4月の時点で完成していた
これですね。
ただ聴いてみればわかると思いますが、プロトタイプ版と言い切っていいような出来です。オルゴールのリバーブのせいで延々ホワイトノイズみたいなのが鳴ってるし、オルゴールの音の主張も強いし、二人の歌声もなんか変。
正直音のバランスも滅茶苦茶で、音量の最大化もできてないのでその点もマイナスです。
これがこれになるんだから、進歩ってすごい。
MIX面等色々進歩しました。
☆PV制作に非常に時間がかかった
慣れない作業ということもあり、PV制作に想像の数倍時間がかかりました。
どれほどかというと、9月中ずっとPV制作してました。酷い残暑で途中少しダレてしまったのでずっとPV制作ばかりしていたわけではありませんが、それでも相当時間がかかりました。完成した作品を見ると割と簡単に見えるけど、いうても40時間くらいはかかってるんじゃないかな、と思います。
ちなみに曲の方に掛けた時間はというと、おそらく4月13日時点の状態まで持っていくのに20時間程度、そこから延々と暇な時にブラッシュアップしたりその時々の技術を取り入れたりしていたのでこちらも合計では40~50時間程度かかっていると思います。
但し、ダラダラ時間をかけた印象は否めないのでもし曲をゼロから作るとなると多分30時間程度で作れるかな、と思います。
動画の方も今回はカメラ制御、グループ制御、シーン、拡張パーティクルR等々作り方から調べるパートが相当多かったのでそこら辺がなくなれば相当短縮できるかな。こちらも25~30時間くらいで作れると思います。
以前投稿した歪曲ミソロジヰですら10時間ちょっとだったと思うので、今回どれだけ時間をかけたかが分かるかと思います。ちなみにこちらは曲に20時間近くかかってたと思います。
☆初めて人にイラストを依頼した
今までは自分でイラストを描いてみたり、AI生成で何とかお茶を濁していたのですが、今回は人に頼みました。
頼んだ感想ですが、いや、頼んだ方が良いな!って感じですね。流石にPVにここまで時間をかけることはもう無いと思いますし、よしんば似たのを作るとなってもAviutlに相当慣れてきたので割と何とかなると思いますが、それでも動画制作には時間がかかります。
そこに作曲、イラスト制作の時間を追加するとか流石に自分じゃ限界があります。現状で一つの動画に100時間近くかかってるというのに、追加でイラスト制作、少なめに見積もっても10時間近くが加算されるとか流石に無謀ですね。
今後は今回の様にイラストだけ他の人に頼み、作曲、動画制作は自前で行うのが無難な形かなと思ってます。
作曲もイラストも動画も極める場合同じくらい労力がかかります。全てを同時並行で極めるには時間がいくらあっても足りない。
☆元々投稿する気はなかった
なにせ4月に制作した後、もうこれは自分だけで楽しもうと思っていた曲だったので、投稿する予定はありませんでした。しかし、今回イラストを依頼して一念発起して投稿しようということになりました。
ぶっちゃけ自分だけでも数十時間飽きずに楽しめてたし、投稿せずとも満足してたんですよね。一時期はランニング中にこればかり聴いてました。正直今ならともかく、4月の時点ではオーパーツみたいなレベルの飛び切り良くできた楽曲だったと思います。だって四月の段階の曲と言えばこれですよ。
ぶっちゃけるとこの曲はほとんど他の人の動画の手順通りに制作しただけですし、そこまで自由に作った曲ではありません。
それだけ当時としては出来が良い作品だったので映像化、投稿の際のハードルも跳ね上がってしまい、現状では満足できるようなクオリティで投稿することはできないな、と考えて投稿できずにいたというのもあります。
副作用としてこれを制作した以降納得できるようなクオリティの楽曲を作ることが全然できなくなって、かなり長いスランプに陥ってしまいましたが。
『レモン色』『星月夜、願い込めて。』『歪曲ミソロジヰ』辺りでようやくスランプから抜け出した感があります。動画に時間かけすぎて今度はまたスランプに陥ってそうですが、そこは頑張るしかないかなぁ。
☆コード進行について悩んだ
作った後にMIXしようとした際に、コード進行をとりあえず分析してみたのですが、当時のことはすっかり忘れてしまい、コード進行をどんな意図で選んだのか全然分かりませんでした。
特に最初から間奏で見られる
「I→III7→VI7→II7→IV→V7→I→bVII」
この進行ですね。
結論から言ってしまうと、とある本のコード進行をほぼコピペで最後の2個だけ少し憂いや期待を持たせるI→bVIIにした、というのが真相なのですが、そんなこととは露程も思わずここで相当悩んだのはいい思い出です。
あ、ちなみにここ以外の進行は簡単なクリシェとか王道進行、1345、6545みたいな感じで割とテンプレ的な進行なのでそこまで悩みませんでした。
☆その時その時のMIX腕前の指標になっていた
割と完成度が高く、MIXの自由度もあったのである程度MIXについて学ぶたびにこの曲を利用してMIXを試みていました。
お陰でMixdownの項目がなんかすごいことになっています。
☆作ってる途中でPCが壊れた
製作途中でPCが壊れてしまい、データの引っ越しを行いました。一度水没させてしまいその後マザボ等を入れ替えて使っていたのですが、ブルスクを相当な頻度で出すようになってしまい、末期には1時間に1回くらいのペースで吐いていたので流石に買い換えました。
なお、買い換えたPC、モニターやマウス、キーボード、スピーカー等周辺機器抜きでも結構なお値段(32万)したのですがまあ、数年使い続けることを考えると致し方なし…と思っていたのですが。
CPUはよりによって悪名高いIntel14世代のcore i7 14700KF。
負荷をかけすぎるとPCがクラッシュしてしまう欠陥付きの時限爆弾です。
しかも欠陥について話題になったのが自分が購入した1、2週間後という最悪のタイミング。金返してくれ……。もうIntel製品は未来永劫二度と買わない。ちなみに後に修正パッチ的なのも配布されましたが、そこそこ性能下がります。もうこれ詐欺でしょ……。
今思えばそれも今まで投稿しなかった一つの理由かもしれません。
あれのせいで投稿するタイミング失いましたね。
☆英語って難しいね
Sweetyと今回は表記しましたが、実はSweetieの方が一般的らしいですね。Sweetyと表記するのは稀だとか。
あと、意味に関しても甘いとかじゃなく愛しい人とか、そういう意味合いでの愛称的な感じで使うようですね。幼児語に近いとか言うのも見たかも。ただそれは歌のジャンル的に悪くないかな。ダブルミーニング的な感じで。
正直ガバガバなので許してください。最初に思い付いてゴロが良かったから使った感あります。歌詞を考えたのが5か月前なのでもう何にも覚えてませんが。まあ少なくとも日本ではSweetをyにした感じで通じると思うのでセーフ。文脈ですよ文脈。
そもそもそういう話で言えばSweetだけで甘いとか甘い物って意味になるので意味ないんですよね。英語力……。
言われそうなので指摘される前に自覚してたことをここに記しておきます。悪いのは4月当時の自分だ! 9月の今となってはどうしようもないです。
……とまあ、思いついた小話は今のところ以上です。もしかすると後日追加するかも?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?