第6話:心は奥まであるからね/アニコミ・ミニ講座⑥
今回は、受け取った氣持ちの情報は正しいのに、その解釈のポイントがズレていて、出来ていなーい⤵︎と思ってしまう可能性の話。こう言うケースもありますよって言う例を挙げて説明しますので、ガッカリして諦めちゃう前に、立ち止まって考えてみて下さいね。
<第6話:心は奥まであるからね♪>
●ケース① インコのHくん
アニマル・コミュニケーションのやり方をお伝えした友人が、飼っているインコのHくん(仮名)との会話が上手くいく時とそうでない時があると言うお話をして下さいました。
許可を頂きましたので、そのお話を例にお話ししますね。
H(インコ)の場合は、人間のコトバをしゃべるものだから、私もつい普通に話しかけてしまいます。
私「私のこと愛してる?」
H「愛しているよ~」
私「私も愛しているよ~」
H「ありがとう」
とHは偶然だと思うのですが、私が今まで教えたコトバで返事をしてくれます。
同じ質問で、「こんにちは」の返事の時もあるから、気まぐれなのかぁと感じます。
でもこれ「気まぐれなんかではなく、素晴らしくコミュニケーションとれてる」のです。
分ります?
人間の私たちは「こんにちわ」は、昼間に交わす「挨拶」だと「教えられて」いるので、その意味を考えますよね。
でも動物さんは言葉の意味ではなく、言葉が語られる時に飼い主さんが発しているエネルギーと言葉をセットで記憶して理解するのです。
なので「愛してる」は文字通り愛情を感じているエネルギーとセットで。
「ありがとう」は感謝のエネルギーと。
では「こんにちは」は、どんなエネルギーとセットになってるか?言葉の意味ではなく、その視点で考えると答えが見えてきます。
どうでしょう?・・・私なら「こんにちは」は、清々しく晴れやかな気分と一緒に、この言葉を発するかな。
だとすると・・・
Hくんが「愛してる」と言われて、清々しく晴れやかな気持ちを感じれば、答えは「こんにちわ」になって大正解なんです。
Hくん、賢いですねー。
これも飼い主さんの愛情の賜物ですね!
では、もう1つ例を挙げてみます。
●ケース② おねだりのあるある
おねだりされた時に何が欲しいのか?分からなくて迷うことありませんか?
何か食べたいと言われた気がしてご飯を出しても、食べずにそっぽを向かれる。ww
ワンちゃんや他の動物さんは、あまりないシチュエーションかもしれませんが・・・これって猫は「あるある」だと思うのです。
お腹が空いたのかな?と思ってご飯を出しても、食べない。(汗)
コミュニケーター修行中の身は・・・「やっぱり分かってなかったんだわ・・・」っと思って落ち込むの。
やりました、私も。
でも、ちょっと待って下さいな。
私たち人間だって、お腹がいっぱいでも「目が欲しい」ってこと・・・ありますよね。そう言う時って、どんな気持ちでしょうか?
何か美味しい物を食べたら、幸せ~な気持ちになれる。
その気持ちを味わいたいから、お腹いっぱいでも「何か食べたい」と思うのではないかしら。ww
だったら、動物さんだって同じような気持ちがあっても、おかしくないと思いませんか?
動物さんが「幸せな気持ち」になれるのって・・・・
飼い主さんが注目してくれて、優しい言葉をかけて、ご飯を用意してくれる・・・動物さんにとっては、この上ない幸せですよね。
もちろん、本当にお腹が空いているときは、出されたご飯を喜んで食べます。でも、そうでない時の「何か下さい」は「幸せな気持ちになりたいの」と同義語。
そう考えると、用意したご飯を「猫またぎ」されても腹も立たないと思いませんか?動物さんだって、お腹いっぱいでも別腹で食べたいほど、美味しい物が出たらラッキーですしね。
●出来てるはず!を前提に立ち止まって考えよう
こんな風に、インスピレーションで受け取ったはずの動物さんの気持ちが「違った」と思った時、「やっぱり出来てない」と言う結論を出してしまう前に、「正しいはずなのに、どこが違うんだ?」と言う目線でも考えてみて欲しいのです。
そうして色々な可能性を広げて考えて、さらに会話を進めるようにしてみると、より深い動物さん達の氣持ちが見えて来たりするかもしれませんよ♪
私たちが想像している以上に、動物さんの心って飼い主さんへの奥深い想いを、たくさん抱いていたりするのでね♡
ではまた次回!
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