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【#CosmicCardGame】必見!CCGの環境がちょっとわかる兵科別デッキ集【初心者おすすめデッキ】

はじめまして!CCG最速攻略部所属のそぉいといいます。

普段はデュエルマスターズとビルディバイドを中心にいろんなTCG/LCGを遊んでいるカードゲームオタクです。CyberStepゲーは2007年(名前がロボ世紀に変わったぐらい)からC21をプレイし始め、今はCosmicBreakUniversalをメインに両タイトルともカジュアルに遊んでいる感じです。
TCG/CSゲー両方の通過者としてある程度信頼性の高い情報を書いていけるように頑張ります。

今回は、今週末に控えた公式交流会に向けてCCG現環境の注目デッキについて紹介して行こうと思います。

公式交流会はカードを持っていない、なんならルールもあんまり知らないといった人でも楽しめるようなプログラムになっていると思いますが、カードは持ってないけど公式交流会に参加したいとか、どういうデッキがあるのか知っておきたいという人が周りの友達と少しだけ差を付けられるような記事を目指していきます。

ただし、本記事の内容はあくまでも自分のいるコミュニティで回してきた内容の放流なので、必ずしも環境に存在するすべてのデッキについて紹介できているわけではないことにご留意ください。
本記事に載っているパターンのデッキが全てだ!最強デッキランキングはこれ!というような話をするわけではなく、あくまで「CCGがどういう環境構造を取るゲームなのか」「仮想敵となるのはどんなカード/デッキタイプなのか」を知ってもらうための記事になります。
本記事がCCGプレイヤーのデッキ構築の参考になれば幸いです。

また、本記事は少しだけCCGのルールが分かっていたほうが読みやすいと思うので、まずはこちらの動画でCCGのルールについておさらいしていただければと思います!


本記事ではCCGのデッキセットを各3セットずつ購入し全カードを3枚コンプリートしていることを前提にしています。1セットずつの場合やどちらかのデッキセットのみの購入の場合についてはまた少し環境が変わってきます。ご了承ください。
各1セットずつしか買ってないよ~という人は3セット戦をやるときの環境の参考にしていただければと思います!

本記事ではカード名に略称を用いたり、他ゲームで一般的に用いられる用語を使用する場面があります。もし分かりにくい表現があった場合はお気軽にTwitter(@Fai_ry_Biue)宛にお問い合わせいただければと思います。

さて、随分と前置きが長くなってしまいましたが、本編のほうに行きたいと思います!

◆CCGというゲームの特徴

CCGの現環境は、主にふたつのゲームプランに分かれてデッキが構築されています。

ひとつは、序盤にリソースを拡大して4コストの強力なロボを押しつけて勝つ「ライフレース」プラン。
速やかに相手のライフを取り切って勝ちを狙おうというビートダウン的なゲームレンジです。
他のゲームで言うと「モルトNEXT」とか「ロストギラティナ」みたいなレンジ感。

もうひとつが、リソース拡充をできるだけ抑えながら相手の攻撃を受け流し、ライフを取り切られる前に相手のデッキ切れを起こして勝利する「ライブラリアウト」プラン。
ひたすら耐久したり、相手の行動を妨害して自分のロボが倒されにくいような状況を作る、コントロール的なゲームレンジです。
他のゲームで言うと「悠久チェンジ」とか「ハピナスミルタンク」みたいなレンジ感。

CCGというゲームの(少なくとも現環境での)特徴は、この「ライフ」と「デッキ枚数」の2つの軸の体力管理を要求している点にあります。
「ライフレース」レンジは安定して自分の動きを遂行できる代わりに、デッキ枚数を上手く管理しなければ相手のライフを削り切る前に自分のデッキが削られて負け。
「ライブラリアウト」レンジは相手のライフを取らないためライフから得たリソースによる逆転を許さない構造を取れる代わりに、自分もシビアなリソース管理を要求されるため安定性が落ちる。

以後書いていく文章も、この二軸を前提としたものになって行きますのでぼんやりとイメージを固めていただければと思います。

◆汎用カードについて

さて、ここから具体的なデッキリストを見ていく段に入る……のですが、その前に。

本記事は一応CCGに対する知識がそんなにないことを前提に進めていこうと思っています。
そこで、CCGのデッキ構築において特に重要となる汎用カードについてまずはご紹介します。

ここから紹介するカードはかなりいろいろなデッキに採用されているカードたちなので、ここがわかっているとリストがかなり読みやすくなるかと思います。すこし冗長ですが、お目通しいただけると幸いです。

ヘリンガル

ガルドのロボストアで42800C$で買える。キングブーチャーをハメるのに使う。

CCG最強カードです。現在のカードプールでは唯一の交代コスト0のカードであり、「緊急充填」を持つカードの中でもっとも高いHPを持つ序盤の要となる一体。

バトルゾーンで相手の攻撃を受けながらリソースを供給し、コマンドーの機体が準備できたら交代コストを支払わずに出撃しすぐに攻撃に参加させられる、戦術に柔軟性を持たせる1枚です。

ただ、序盤にしか必要ないカードのため必ずしもこのカードが他のカードを殺しているということはないです。《ヘリンガル》の4枚目以降として他の「充填」カードも採用されます。

耐久設計図

特殊設計図なら知ってる

万能サーチカードです。「HPが1000以上」という条件はほぼすべてのフィニッシャーが該当する条件であり、「欲しいロボなんでも持ってきてOK」とほぼ同義です。
このカードのほかにも「設計図」カードは複数ありますが、コストが低く条件も緩いこのカードが一番優先されます。

CCGというゲームはターン始めにランダムにデッキからENにカードが落ちたり、非公開領域が最初に4枚設置されたりとかなり簡単にフィニッシャーがデッキ内から消滅します。デッキ内という脆弱性のある領域からフィニッシャーを救出する目的も含め、このカードの採用はかなり重要です。

ENサルベージャー

CyberStepといえばトレバ

「実質4コストのEN(マナ)回収」という行動自体はデュエルマスターズなどのプレイヤーからするとめちゃくちゃ弱い行動のように見えますが、このゲームは撃破されたロボがスクラップゾーン(いわゆる墓地)ではなくENに入るゲームなので、実質的な墓地回収でもある、という点が強いカードです。

耐久設計図の項でも書いたようにフィニッシャーが容易にデッキから消滅するゲームなので、フィニッシャーの実質枚数を増やすアイデアとしても使えますし、特定の対面でのみ必要になるカードをデッキに入れたり、序盤に激しく山札上からブーストするリスクを減らしたりと、プレイに幅を持たせることができるカードです。

もちろんテンポ損するカードなので入れられるデッキはかなり少ないのですが、このカードが採れるか採れないかがデッキの安定性を左右するような環境なのでここでご紹介。


基本的にデッキレシピの多くにはこれらのカードが入っているため、これらのカードの運用方法をある程度知っておけばデッキリストを見た時にかなり意図が理解しやすくなると思います。
他にもいろいろな汎用カードは存在しますが、これらのカードはぜひ覚えておいてください!

◆デッキ集

ということで、CCGにおける汎用カードについて紹介したので、ここからは環境の中心となるデッキを紹介していきます。
各兵科からエースカードを1枚ずつ、全部で4種のデッキをご紹介します。

改めて、ここからの記述は「仮想敵となるのはどんなカード/デッキタイプなのか」という部分が中心になります。
実際には様々な派生デッキやまだ見ぬ新デッキがあるゲームなので、参考程度にご覧ください。

【キュール】

ボルテックパワー使う側が自分でショックしてどうすんねんでお馴染みの

CCGで最大火力を出すことができるロボである《キュール》を軸に、相手のバトルゾーンのロボを一撃で撃破しライフレースを有利に進めるデッキです。考えることが少なくとにかく盤面を強くして殴るデッキなので初心者に非常におすすめ。

《キュール》のみではデメリットによる行動不能期間を凌ぎきれないので、だいたいはサブアタッカーが採用されます。サブアタッカーとしては《ダークレヴナント》(CS社内大会で優勝した実績あり)、《リーゼル・ツヴァイク》、《ホムラ・イサミネ》など様々なカードが採用されるため、構築の幅が広いのも特徴です。
火力補助になるオペレーションも《剛力の咆哮》のみならず《アサルト》《スナイプ》《クロスカウンター》《オーバークロック》、さらには《バースト》のような逆転カードまであらゆるカードを採用できます。意表を突いた構築も容易なことでしょう。

サンプルリストの《桜華》の採用は環境に多い「緊急充填」を軸に採ったデッキに強く出るため。何も持たせなくても2回の攻撃で《ヘリンガル》を撃破できるため、素早く相手の《ヘリンガル》を対処することで相手がENを伸ばしきれず事故を起こす展開も狙っていけます。

【トリンティア】

旧CosmicBreakを崩壊させたあの機体が大暴れ

【キュール】の対になる「ライブラリアウトルートのみを狙うデッキ」です。CCG界のハピナスミルタンク。
《トリンティア》+シールド系カードによって800ダメージ以下の攻撃を完全シャットアウト。《キュール》やパーツ装備によってそれ以上のダメージを与えてきた場合は豊富に搭載した回復系カードや《エスケープゲート》でライフを取られないよう立ち回り、最後には《ドジっ子ユウカ》でデッキ枚数差を付けて勝利します。

序盤に山札上からのENチャージをほとんど選択せず、リソースを絞りに絞って立ち回るため少しだけ噛み合いが要求されますが、完璧に回しきった時の安定性は異常。
CCGでデッキを組むときにまず頭に入れておく必要があるデッキタイプでしょう。《トリンティア》を突破できないデッキはデッキに非ず、とまで言っても過言ではないかもしれません。

唯一の懸念点はめちゃくちゃ時間がかかること。時間は共有財産ですので、【トリンティア】を使う場合は素早くプレイできるよう心がけましょう。

【クレアモルテ】

メンヘラヤンデレクソデカ鎌女

《クイントバレット》を装備した《クレアモルテ》《リーゼル・ツヴァイク》で相手のコマンドーに大きく負担をかけ、《スナイプ》《バースト》を絡めて1ターンにライフ複数枚取りを行うことによって速やかに勝利を狙うデッキです。コンボによるライフレースデッキといった趣。

コマンドーにロボを並べて《剛力の咆哮》を利用してダメージ展開を取ってくるデッキに非常に強く、「緊急充填」6枚+《スペアマガジン》《高速充填》によって膨大なEN要求量にも耐えうる基盤を確保しています。
相手がコマンドーを絞ってくる場合は《剛力の咆哮》をお見舞いしてやりましょう!

【ホムラ・イサミネ】

関西弁(つか京言葉)を使う女

《ホムラ・イサミネ》+《サンダーシューター》で相手を縛ってダメージレースを優位に進めるコントロールコンボデッキです。ポケカ的に言うと「超越」ですね。
一度ロックに入ると相手にほぼ何もさせずにライフを取ることができるので、相手が準備できていないうちにロックを成立させられるかが肝心になります。
ロックが成立してからはライフレースも可能ですが、相手に何もさせないままライブラリアウトを待つプランも存在。柔軟に戦い方を変えていけるのも魅力です。

もちろん相手に《チェインアンカー》《スイッチシグナル》を使われるターンは上手く動けませんが、後ろにダメージが蓄積していると《リーゼル・ツヴァイク》が第二の脅威として相手に襲い掛かるため簡単には攻略させてくれないのが嫌らしいポイント。

ちなみにこちらは友人の池粕が解説記事を書いているのでそちらを読むとさらに詳しくわかります。リストもこちらから拝借しました。


◆終わりに

さて、いかがだったでしょうか?
108種類という少ないカードプールながら完全な一強環境ではなく、それぞれの兵科が絶妙なバランスを保って環境を形成しているというのがCCGというゲームの最大の魅力。
まだまだ攻略されつくしていない部分も多く、デッキビルダー・チューナー・プレイヤーそれぞれにかなりやりごたえがある本当に面白いカードゲームです。

もしこの記事を読んで気になった方がいれば是非公式交流会に足をお運びください!繰り返しになるようですがカードを持っていなくても遊べます。参加費もほぼ無料なので非常に遊びやすいと思います!

何やらオンライン化第2弾の発売なども予定されており、これからますます盛り上がりが期待されるCosmicCardGame。
今のうちに初めてスタートダッシュを決めてみませんか?

それでは、公式交流会でお会いできることを楽しみにしています!


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