サガフロンティア2 兄弟再会のイラストを描いてみた

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サガフロンティア2の「兄弟再会」、ゲームシナリオの中でも屈指の名シーン、「ギュスターブ、マリー、フィリップ」が一堂に会うシーンも感動的で好きだけど、やっぱり、レスリーとギュスターブが会話するシーンが一番好きだ、ってことでレスリー視点でイラストを描いてみました。あと、今気が付いたのですが、レスリーのセリフの「ソフィア」は「ソフィー」ですね。

レスリーとギュスターブは幼馴染でレスリーはギュスターブに唯一、素直な思いをぶつけることができる女性。ギュスターブの「俺は生まれてこなければよかった」という呪詛の言葉を漏らしたことに対して、普段勝気なレスリーが思わず涙をみせ、あなたは今も昔も「できそこない」の人間ではない、敬愛するソフィーの息子で、どんなに怖い思いをしても一人の人間としてずっと見てきた、というんですよ。これは「自分のせいで母を死なせてしまった、自分は出来損ないの人間だ」という思いにとらわれたギュスターブにとって文字通り、「救いの言葉」なんですよね。ギュスターブにとっては母亡きあとに自分を承認してくれる女性として、自分の覇道を支えてくれる仲間として、そして愛情を抱いた存在として・・・。ギュスターブにとってレスリーというのは単なる恋とか愛情以上に、自分の人生に必要不可欠な存在として一筋縄ではいかない思いを抱いていることがギュッと濃縮されたシーンでもあります。

一方でレスリーにとってもギュスターブは一筋縄ではいかない存在になっている。そもそもレスリーはギュスターブの幼馴染とはいえ、公式には「一介の侍女」にしか過ぎないわけです。覇王となるギュスターブとは身分が違いすぎて、いくら愛情を持っていても結婚することは絶対にできない。なぜなら王にとっては「結婚」も政治の一部だからです。一方、ギュスターブは「新たな時代を切り開く英雄」でもある。「英雄」と一緒にいることで傍で新しい時代を見届ける、つまり「歴史」をまじかで見ることができるし、「歴史を切り開く」時のギュスターブはまさに「男」として光り輝いているということでもある。だから、「私は女として救われない」し「歴史の生き証人として退屈しない人生を送ることができる」というわけなんですよね。

レスリーの悲劇は彼女が「女性」であることなんですよ、彼女がもし男性だったらギュスターブを支える側近として歴史に名を残すことができたかもしれない、だけど、「身分が低い女性」であるが故にギュスターブの影として支えることしかできない・・・。まさに、歴史の波に翻弄される「男と女」を描くってところが本当に好きだし、歴史の大きな波には男と女の想いは飲み込まれてしまう、ってところを描いているからこのゲーム、好きなんだよなー

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