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今年見た映画を振り返る

【はじめに】
軽く今年見た映画を振り返ってみる
・・・軽いつもりが軽くなかった

【キャラクター落書き】

名称未設定 (8)

左から
・「ARIA CREPUSCOLO」 のアテナさん
・「竜とそばかすの姫」 のベル
・「閃光のハサウェイ」のギギ
・「ガンダムGのレコンギスタ劇場版3」のアイーダ
アテナさんの髪はムズイよー、天野先生の美麗キャラを描くのはめっちゃ難しいね
ギギは服がよくわからんかったなー、パンフを買っていないの割と適当。個人的にはハイジャックシーンでハイジャッカーのマシンガンを避けるためにジャンプするシーンが好き。

【それぞれの映画を見た回数】
20代のころスターウォーズを見たきり、20数年ぶりに映画館に足を運んだわけですが、20数年の時を取り戻すかの如く頻繁に映画館に足を運ぶようになりました・・・。で、それぞれの映画の見た回数だけど
「ARIA CREPUSCOLO」は1回、その代わり限定版ブルーレイを買いました。絵コンテが素晴らしー
「閃光のハサウェイ」は2回
「竜とそばかすの姫」は3回
「ガンダムGのレコンギスタ劇場版3」は4回
で、計10回映画館に行っているよー。

【なぜ映画館に行くようになったのか?】
いや、ARIAもハサウェイもGレコもそばかすの姫も「アニメーション」のクオリティがめっちゃ高い、少なくとも、10数年前より格段に進歩している。ここまでアニメーションのクオリティが上がったなのなら、1800円払って映画館でみても十分満足できるなー、音響とか家とは比較にならんし。これからは月1で映画館にいくかー、ピカデリーの割引も効くし

【それぞれの作品のショート感想】
ざっくり、それぞれの作品についてショート感想を書いてみる
[ARIA CREPUSCOLO]
アーニャが「路地裏」を通るたびにアテナ、アリス、アーニャ、オレンジプラネット3人組の絆が深まっていく、というシナリオ構成が素晴らしい。そして、アーニャが通った「路地裏」は彼女が幼いころアテナが歌う姿をみて「ウンディーネ」にあこがれた場所で、そこにはアリスもいた、と3人の通る道は交わっていたというつくりも・・・。ARIAの美点はおかしいくらいクオリティの高い「ネオベネツィアの街並み」を物語の核にするところ、これは佐藤順一監督じゃないとできない。縦軸に街、横軸にキャラクターを配して物語を立体的に見せる手法はARIAが唯一無二、だから、この作品は好きなんだよなー

[閃光のハサウェイ]
Gレコ劇場版3を見た後だと、うん、モビルスーツ戦は正直、物足りないです。だけど、閃光のハサウェイの面白さはモビルスーツ戦じゃなくてギギ、ハサウェイ、ケネスの三角関係、ギギとケネスがハサウェイ、ハサウェイ言っているの見ていて本当に楽しい、あ、でも、ハサウェイはなんか「正気と狂気の間で苦しむ」ことで不思議なカリスマをだしているから、二人がハサウェイ、いうのもわかるわ。第二部はギギ、ケネス、ハサウェイがしっかり描かれてさえいればモビルスーツは割とどうでもいい、変にモビルスーツをだして作品の雰囲気がおかしくなることが唯一の懸念

[ガンダムGのレコンギスタ劇場版3]
宇宙で巨大な戦艦やモビルスーツが縦横無尽に動き回ったらめっちゃ面白いぜ!、その一言に尽きます。後半のガイドラッシュ戦で見せたGセルフの異常な速さと強さは時代劇の剣豪を思わせたし、続けてメガファウナがクレッセントシップに乗り込むシーンはジェットコースターに乗っているかのようなスピード感だったです。
あ、後、アイーダさんがベルリのこれまでの行動を承認するときビー玉を渡すのですが、うろ覚えですが、そのシーンを描いてみたけど

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第2部までベルリに対しては険しい顔しか見せてなかったのですが、このシーンで初めて年相応の「やわらかい笑顔」見せる・・・・。あー、この人、「笑った」ら富野ガンダムにはあまりないタイプの、本当に「いい女」ですね。カーヒル大尉が惚れるのもわかるわ。だからベルリもラストで「姉さんきれいですね」って言えるようになるんだよね、それに、アイーダが「そうです、綺麗なんです」って返すもの冨野節が効いていて面白い。アイーダは自分がきれいなことを自覚しているけど、その「綺麗さ」をあざとく出さないのがほんと、いい。彼女がここから「なすべきことをなす」を自覚して指導者として歩もうとしているのがわかる。
そんなこんなで泣いたり、笑ったり、ドキドキしたり、視聴時間は100分なのに感情が揺さぶられるから、見ていて異常なくらい脳のカロリーを消費する。おかげで私は初回視聴時は頭がオーバーヒートしたな、内容を把握するのに4回見てしまった・・。まぁ、それだけ濃い作品だってことです。

【竜とそばかすの姫】
noteで散々語っているので、リンクを張っておきます

この作品、カンヌ映画祭の何かの部門に日本の作品で唯一ノミネートされたみたいだけど、分析記事をたくさん書いたからそれはとてもよくわかる
映像も先進的、
物語のつくりも斬新、
映像はともかく物語のつくりも斬新過ぎてみんな多分、ついていけていないような気がする。しのぶの母親的役割、すずをリアルとバーチャルの世界で真逆の役割を持たせてそれが「自分で自分を救って、大事な人の想いを受け入れて、苦しんでいる人を救う」キーになる、って、少なくとも私はそんなつくりのアニメを見たことがないです。物語を作るうえで色々なエッセンスがたくさん配合されているなー、と。だから分析記事を書くたびに新たな視座が得られて本当に楽しいです。

【これから見る作品】
[ARIA The BENEDIZIONE]
これは今年の12月に上映されるというので見に行くのは確定です
ARIAという作品のラストになるのでものすごく楽しみにしてます

[ガンダムGのレコンギスタ劇場版4]

今年の冬から来年初頭にかけて公開されるみたい。TV版の展開から大きく変わりそうなので期待しかないです


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