育休取って感じたこと
こんにちは。PMPの旅渡です。
今回は男性の私が育児休暇を取得し手感じたことなどを紹介したいと思います。
男が育休を取ること
私自身は女性とは対等に接し、それぞれの得意分野を活かし、
苦手な部分は補いあえれば良いという考えをもっています。
コロナ禍でもお互い仕事で多忙でしたが、妻が妊娠し、無事出産しました。
アラフォーの夫婦ということで、体力的な心配やコロナ禍で都市部在住のお互いの親の支援が受けづらいということがあり、私も育休を取ることを前々から決めていました。
育休制度の利用
仕事で多忙だったこともあり、妊娠中や出産の準備に追われていました。
このため産まれてからの手続きについては、
ほとんど調べられていませんでした。
なんとなく育休を取るということは職場にも伝え、仕事の引き継ぎは行っていましたが、どのような手続きが必要かは全く知らない状態での育休突入でした。
私の所属する会社では育休取得の為には育休開始日から2週間前に申請が必要でした。虚偽の申請でないことを示す為に出生届提出時に母子手帳に記載されるページのコピーが必要とのことでした。
ただ、我が家の場合、なかなか我が子の名前が決まらず、産まれてから顔を見て決定することに決めていました。出生届は基本的に産まれて2週間以内に提出が必要です。名前が決まらないことには母子手帳に出生の記載ができません。
入院していた病院のポリシーでコロナ禍では退院まで面会禁止でした。出産は順調にいったものの退院は出産から5日後でした。そのあとから話し合っての名前決定でしたので結局産まれて8日後に出生届を提出しました。
育休開始までは今まで取れていなかった有給休暇をふんだんに使いました。
関連会社の社員からの言葉
自分のいる部署や会社からは温かい言葉や、
先輩パパからのアドバイスを頂いて好意的、肯定的に受け入れて頂き
体制も整えてくれていました。
しかし、いつも仕事をしているグループの親会社に所属する年配社員に今後の仕事の引き継いだ社員の紹介などを伝えていた際に立て続けに言われたことがあります。
そんなに休んでお金いらないの?
うらやましいわ、自分も休みたいわ
どうしたらそんなに休めるの?
仕事したくないの?
そんなの奥さんだけでいけるんじゃない?
等など。
ゴールデンタイムにTVCMも長年出していて、
SDGsやCSRなどにも力を入れている企業グループにお互い所属しています。
多様性を認めることなどの社内教育も盛んに行われています。
そんな中での発言でした。
社内の窓口に通報したらちょっとした問題になるかと思います。
2021年明けにタイムリーに逃げ恥スペシャルで星野源さんがさも育休取得すること当たり前のように言うシーンのように冷静に対応しましたが、
とても嫌な気分だけが残りました。
実際に休んでみて
産まれたばかりの赤ん坊は体内時計ができあがっていなくて、ほぼ3時間おきにミルクとオシメを変えます。機械のように綺麗に定期的ではなく、揺れがあります。
特に夜中2~4時がとても辛いです。
こんなに長期で休むのは15年以上前の無職時代以来で新鮮でした。
無職時代は働かないことで世の中から取り残されているような感じがして焦りを感じていました。
コロナ禍もあるので買い物など以外は外出しないのですが、
平日の昼間働いている人を見ても不思議と
世の中から取り残されている感はありませんでした。
むしろ労働者は組織の都合に縛られ、こんなにも自由を拘束されているんだということを認識できました。
ネットが発達した現在、工夫次第でいくらでも生活できるレベルの収入は得られます。それは楽な道ではないけれども挑む価値はあると感じました。
装蹄師時代、一週間で得られる収入を月給として暮らしていることに妥協している自分を変えたいと心から思うようになりました。
そんなに甘くないのは、わかっているつもりです。
noteなどでは私の挑戦を記録していきたいと考えています。
そして私と同じような考えや息苦しさを感じている人たちのひとつの参考になれば幸いです。
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