反発力をバネにしろ!~チームメンバーの反発に対する処方箋~

こんにちは。PMPの旅渡です。

今回はチームをまとめるリーダーになったときに良くある悩みについて書きたいと思います。

プロジェクトチームを任されて、いざ頑張るもメンバーから反発されて思うようにプロジェクトが進められないとお悩みの方も多いと思う。

ある目的を達成する為にプロジェクトが発足し、社内外や他部署の人たちがチームとして集められる。今までメンバーだったあなたがリーダーを任され張り切ってプロジェクトに取り組む。

プロジェクトマネージャーからの要望は高く、メンバー一丸となって動かないと次々と出てくるタスクは消化できない。
そんな中、リーダーのあなたはメンバーに対して厳しい事を言わないとけない時や、方針や意見の食い違いから小競り合いのような状況が出ることもあるでしょう。

その結果メンバーから反発を受け、チームがギクシャクとしてきて頭を悩ませている…
そんな状況のあなたに書きました。

チームの反発が出てきたとき、自分のリーダーシップに悩む人も多いと思う。けれど、まずはガッツポーズをして下さい。プロジェクトチームはチームとして確実に成長しています。

チームがチームとして形成する過程として、有名なタックマンモデルというものがあります。
チームには5段階のステージがあり、

成立期→動乱期→安定期→遂行期→解散期

という流れとなることが多いことが研究の結果わかっている。

チームとして集められたメンバーがお互いを知らずによそよそしい成立期を乗り越え、お互いのことを知らずに価値観等がぶつかり合ったり、役割や責任が定まらずに不安定となるのがこの動乱期。

あなたのチームはこの動乱期に入ったと言えるでしょう。チームとして次のステージに進めたという証左です。反発が出るのはそれぞれがプロジェクト遂行の為に自分たち何かをしたいができていない不甲斐なさの表れでもあります。

反発が出てきたら、チームの成長をまずは喜びましょう。

メンバーの声に耳を傾け、プロジェクトの遂行に支障のない範囲ですりあわせていきましょう。

そして役割や責任を明確化して、具体的に目標を示し、具体的なタスクの割り当てと進捗管理を進めるときです。粘り強く何度でもチームには語りかけましょう。キレたり諦めてしまうのはまだ早いです。熱さと冷静さがリーダーには大事です。

どんなにスケジュールがタイトだったり理不尽なタスクをプロマネから割り当てられても、チームには笑顔とジョークや雑談も忘れずに!


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