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【神奈川Short Trip】国内最高峰!よこはま動物園ズーラシア

 横浜市旭区にある動物園「よこはま動物園ズーラシア」に行ってきました。昔、家族旅行で訪れたことがあり、なんと20年ぶりの再訪です。

 横浜市には3つの市営動物園があります。横浜市だけで3つですから相当多いですよね。
 開園70周年を迎えた「野毛山動物園」、開園40周年の「金沢動物園」、そして一番新しいのが開園22年の「よこはま動物園ズーラシア」です。

 ズーラシアは世界三大珍獣に数えられる「オカピ」を飼育していることで有名で、開園当初はかなり話題になりました。私もオカピの記憶、というかお土産に買ったオカピのパペットしか記憶にありません。

 うちは夫が大の動物園嫌い。そんな夫が何故か、ズーラシア行ってもいいよと言い出して…。本当に楽しめるのかな?と心配していたのですが…!

ズーラシア、凄すぎ!!😲

今回は、訪れて感じたズーラシアの魅力をご紹介します。

■入場料は大人800円。土日なら高校生まで無料!

 横浜市の動物園は市営なので入場料が安いのが特徴です。(野毛山動物園に至っては無料)
 ズーラシアの入場料は大人800円、高校生300円とお安いと思いきや、土日祝なら高校生までなんと無料!土日祝が無料はもう年中タダと言っていいでしょう!更にJAF会員なら20%引きになるので会員の方はお忘れなく。

■ディズニー並のテーマパーク感

 ズーラシアの展示は「アジア・オセアニア・中央アジア・亜熱帯・日本・アマゾン・アフリカの熱帯雨林・アフリカサバンナ」と生息する地域ごとに、エリア分けされています。
 それぞれのエリア内の通路や休憩スペースに趣向が凝らされていて、まるでテーマパークに来たようなワクワク感!

亜熱帯エリアの休憩スペース

 その地域らしいオブジェがあったり、草木や植物が植えられて、雰囲気づくりが抜群。しっかり管理が行き届いていて、ディズニー並のクオリティです。こんなことって、ディズニー以外で出来るんだ?!と本当に驚きました。

オセアニアエリアに続くトンネル

■メジャーな動物たちが惜しげもなく登場!

サービス精神旺盛なインドゾウ

 最初にお迎えしてくれるのは2頭の「インドゾウ」。のっけからかなりの大御所登場です。ゾウさんはサービス精神旺盛で、見物客の方へと歩いてきてくれました!
 のっそのっそと歩いてくる姿がカッコイイ!ゾウさんって、かっこいい生き物だったんだなぁ。
 ひととおり挨拶を済ませて帰っていったゾウさんたちは、次の見物客グループが来るとまた歩いてきてサービスしていました。プロだなぁ。

百獣の王 ライオン

 このあともトラ、ライオン、ヒョウ、ホッキョクグマと次から次へと惜しみなくメジャーな動物たちが続々と出てきます。

ホッキョクグマ

 これだけ出したら尻切れトンボでしょ?と思いきやカンガルー、クロサイ、シマウマ、キリン、ラクダと最後の最後までオールスターが勢揃い。800円のメンツとは思えない豪華さです!

キリン 頭数も多く見ごたえアリ

■珍しい動物の宝庫!

 ズーラシアの動物を見ていて1番感じたのが「見たことない、聞いたことのない動物がたくさんいる」こと。鳥類ひとつをとっても、こんなキレイな色の鳥がいるんだ!とか。このおサルさんめっちゃ男前!とか、ヤブイヌって何!?とか。
 知らない動物だらけという印象でした。

デザイナーみたいなベニジュケイ

 たくさんの出会いと発見があるので、動物園にはこれまで散々行ったという大人や親御さんでも、こんな動物いるんだ!ときっとビックリするはずです。知らない動物がこんなに見れるのに800円はどうかしてるよ。

美しい顔立ちのアビシニアコロブス
ゴールデンターキン て 誰ぇ?

■世界三大珍獣 森の貴婦人「オカピ」

 珍しい動物と言えば、ズーラシアの代名詞「オカピ」ですね。シマウマのような縞を持ち、シカのような体型をしていますがキリンの仲間。生態がよく分かっておらず未だ謎に包まれていることが多い動物なのだそうです。

世界三大珍獣 オカピ

 20年ぶりのオカピとの再会…!上品な立ち姿に見惚れてしまいました。餌の草をはむ姿すらも上品。
 実はオカピが「森の貴婦人」と呼ばれる美しい動物だと知ったのはあとのこと。私が上品と感じたのは間違いではなかったんですね。気品あふれる動物オカピ。一見の価値ありです!

■日本最大級!広大な自然でリフレッシュ

 ズーラシアの敷地面積は国内最大級の45.3ヘクタール。とにっかく広大なんですが、ただ広い訳ではなく自然が豊か。ずーっと森や林の中を歩いているような環境です。
(勿論、通路は整備されていて歩きやすいです。)

生い茂る樹木とウッドデッキの展示エリア

 ズーラシアは動物園というよりも、自然公園の中に動物が展示されていると言ったほうがしっくりきます。豊かな自然と広大な敷地を最大限に活かして、動物たちの展示環境も広々。動物と動物の間隔も広くて、生活環境としても良さそうです。

バードゲージ内に流れる清流

 流れる清流。広がる緑。自然の中を歩いているだけで気持ちがいい。
 そう、思い出して頂きたい。ここは「横浜」

ここは横浜。

■行き届いた清掃が素晴らしい

 野毛山動物園もそうだったんですが、とにかく園内の清掃が行き届いていることに驚きます。
 休憩スペースや通路は常に清掃されていて快適。汚くなりがちなゴミ箱も非常にきれいに保たれています。この清掃具合もディズニー並と言えばイメージしていただけるのではないでしょうか。

オカピ展示場エリア 半屋外ながら枯れ葉1つもない

 最も凄いのはズーラシアは動物園だという点です。人が過ごす場所だけではなく、動物たちの檻や展示室も非常にキレイです。
 動物園が苦手な人は、動物の羽やフンなどの不衛生感が苦手なのだと思います。そういったストレスがズーラシアにはありません。
 衛生が保たれているので動物たちの毛並みも綺麗。匂いもほぼ気にならないのは、動物園として信じられない域です。

カワウソ水槽 ガラスが綺麗すぎる

 同じ横浜市営の野毛山動物園でも、檻の清掃具合が素晴らしかったので、なんらかのノウハウが横浜市にはあるのではないかと私は睨んでいます。
 この徹底した圧倒的な清掃力。800円しか払ってないのに良いのかなぁ。

■フード&ドリンクも充実

 入園して最初の売店「フレッシュネスバーガー ジャングルカフェ」で早速頂きます。フレッシュネスバーガーっていうチョイスもオシャレで◎

フレッシュネスバーガー

 私達が惹かれたのが、こちらの看板↓↓
 生ビール!!

 いいんですか?いいんですか。天気もいいし最高じゃないですか。

ビールが楽しめる

 ジャングルカフェ店限定の「ズーラシアバーガー」も注文しました。
 看板の写真よりビール多くてたっぷり。しかもこのビール美味しかったな。ズーラシアバーガーはトラが口を開けた包装で可愛くて気分が上がります。

ビールとズーラシアバーガー

 ズーラシアバーガーは、パンプキンバンズに目玉焼き、ベーコン、タルタルソース。
 ソースがはみ出て垂れてきたり、具材が溢れる不安の無い仕上がりになっています。動物園で小さい子達が食べてもこぼれないように、食べやすいようにと考えられたバーガー!(に違いない。)
 包装の見た目からワクワクを提供して、大人も子どもも美味しく食べれる味と具材にこだわり、更に食べやすさまでも考慮して作られたバーガーに感動を覚えました!

大きなレストラン

 この他にもレストランや、キッチンカーがありフードが充実。ベンチもたくさんあって、座るのにもそんなに苦労しません。どこもキレイなのが素晴らしい。レモンサワーとイカ焼きも頂きました。

キッチンカーも多数出店

■バードショーやトークショーまで!

 まだまだ続くズーラシアの凄いところ。バードショーやトークショーが1日中行われているんです。展示だけではなくソフト面からも楽しませてくれる。何度も言いますが800円ですよ?

アカアシドゥクラングール ぇ?なんて?

 バードショーは専用のショーエリアもあります。観客の頭上ギリギリを飛ぶ迫力のバードショーは、那須どうぶつ王国を彷彿とさせます。
 ヒョッコリ出てきたのは「ミナミジサイチョウ」。これがミナミジサイチョウか!珍しい動物が多いズーラシアだからこそのパーフォーマンスですね。

絶滅危惧種 ミナミジサイチョウ

■まだまだ凄いぞ!ズーラシア

 大型遊具もとっても魅力的。プールじゃなきゃ聞こえてこないレベルの子どもたちの声には、どんだけズーラシア楽しいねん!と笑ってしまいました。
 結局11時前から15時まで、大人だけの私達でも4時間超滞在。動物を見なかったとしても楽しめるズーラシアのポテンシャルは凄まじい。

■国内最高峰の動物園

 間違いなく、ズーラシアは国内最高峰の動物園。総合点の高さはどこにも負けないと思います。
 動物嫌いの夫は、早々に「ここ楽しいな。動物園って楽しいもんなんだね。」と、とても楽しんだようです。こんな動物園なら行ってもいいよ、ですって。

そんなもんあるかーい!

整頓されたパンフとゾウのオブジェ

 以上、よこはま動物園ズーラシア!超オススメです!

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