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【東京散歩】セレブな街 関口・目白台エリアを歩く3時間の旅

こんにちわ、TRIP_YUKOです。

東京散歩シリーズ。午後から行ける3時間でサクッとお出かけ旅行記を徒然します。

今回はセレブな街「関口・目白台エリア」を散策してきました。歴史のある落ち着いたまち。訪れるスポットは「鳩山会館」と「肥後細川庭園」。歴史のある建物と庭園をお散歩します。

12:55 有楽町線 護国寺駅 到着

 有楽町駅から有楽町線で約20分。護国寺駅に到着しました。ここから南の方に向かって散策します。
 
 初めて降りた護国寺駅。行き交う人々が、なんだかオシャレで綺麗な格好をした方が多いなーとなんとなく思っていました。
 そう、ここは目白。セレブな街。なるほどなわけです。

13:05 ランチ:MENSHO

 護国寺駅から徒歩4分。MENSHOさんでランチです。ラーメンの人気店で、食べログ3.77とかなり高評価。時間は日曜のお昼。待つことは覚悟でお店に向かうと、あれ?4組くらい。意外とそんなに待ってない。回転も早く15分ほどで席に座ることができました。

 中に入ってびっくり!!!!超〜オシャレ!まさかラーメン店とは思えません。コンクリ打ちっぱなしで、ワインバルかなにかのような内装です。

オシャレなラーメン店 MENSHO

 客層も目白感。外国からの駐妻&娘さんのご家族とか、上品な年配のマダムなどちょっと一般的なラーメン店とは客層が違うようです。

 私のオーダーは、醤油ラーメン950円と、ちょこっとワイン(白)350円。ラーメンのお値段は別に高くなくて良心的です。ワインがあるってのがいかにもですね。

 そしてほどなく着丼。

醤油ラーメン

きれ~い!!!美しい〜!

まず、見た目が写真通りとっても、美しいです!

そしてお味。
麺は私の好みの細麺、スープも美味しい!
止めないと飲み切っちゃうくらい何度も口に運んでしまう味でした。
決して特徴的ではないのですが、減点がない醤油ラーメンで、確実にハイレベル。食べに来てよかったと思えるラーメンです。
むしろシンプルさ、上品さが街に合っていてマダムがいらっしゃるのも分かる気がしますね。

 味もいいし、キレイなので、デートに良さそう。
「私、ラーメン屋さんって行ったことないんだ」なんて言うお嬢様の彼女ができたら、ここなら安心して連れて行けそうです。

 13:40 鳩山会館

 MENSHOから徒歩10分、鳩山会館に到着。門には「鳩山」の表札。

表札には「鳩山」の文字

 鳩山会館とは、政治家であり総理大臣も務めた鳩山一郎氏のご自宅だった記念館です。
 門から先は、絶対車でしか上がらないでしょ!っていうくらい急な坂を上って邸宅へ。

 鳩山会館は、薔薇の名所としても挙げられます。薔薇の見頃はピークは過ぎていたもののたくさんの方が訪れていました。

入館料は600円。

 実際にご使用されていたお部屋は、もちろん豪華!大変立派な邸宅です。愛用していたゴルフセットが展示されていたり、奥様へのラブレターが展示されていたりなど、ちょっと身近というか、親近感が湧くような展示が印象的でした。

大広間

この豪華な大広間!すごい!!
大広間から見る素敵なイングリッシュガーデン。

大広間からの眺め

 お庭からの眺め。青空と洋館が映えます。日本じゃないみたいですね〜。バラは本数は多くはありませんが、いろいろな種類が植えられています。薔薇越しの洋館が美しい。

薔薇の名所にも挙げられる鳩山会館

滞在時間は約30分。

次は、Googlemapの評価が高い「肥後細川庭園」(評価4.3)に向かいます。再び歩くこと約15分。google先生の指示通りのルートで歩いて行くと、今まで出会った坂で一番急ちゃうか!?と思うくらい、えげつない坂に導かれ。
 一瞬諦めようかなと、よぎるくらい急坂でした。ちなみにこの坂は鳥尾坂という坂。

 そうこう頑張って、たどり着いたのが「肥後細川庭園」の裏手。永青文庫という美術館の通りです。
 肥後細川庭園の正門への案内看板によれば、この先の息を切らして登ってきた高さに匹敵する急階段(※胸突坂)を降りることになります。こんな登ったのに。

 あ、これは嫌だな、、と直感的に感じたワタシ、偉い。永青文庫から庭園に絶対入れるだろうと踏んで右折。読みどおり、庭園の北口があり入ることができました。この出入り口は永青文庫が休館の日は空いていないそうなのでご注意ください。

※あとから分かったのですが、胸突坂は胸を突くようにして登らなくてはならないことから名前がついたとされる、23区屈指の急坂だそうです。(^_^;)あぶなかったー

14:35 文京区立肥後細川庭園 北口

 「肥後細川庭園」は名前からもわかる通り、熊本藩主の細川氏のお屋敷があった場所。かなり広い敷地。豊かな木々の下の散策、美しい日本庭園が楽しめます。
東京あるある "緑いっぱいの広大な土地シリーズ"、ここにも発見です。
 ベンチもかなり数多く設置されていて、のんびり過ごすのにとっても良さそう。絵を書いたり、小説を読んだり、中にはパソコンでお仕事されていたりとみなさん思い思いの過ごし方をされていました。

池回遊式庭園

 庭園の中でも、かなり整備が行き届いた非常に良い庭園ですが、この施設がGooglemapで高評価を得ている理由は、このクオリティなのに 無料 ということでしょう。いやーすごい。これはたしかにすごい。高評価納得!

 細川庭園は菖蒲の名所でもあります。6月には鮮やかな菖蒲の花が池の周りを彩ります。まだ菖蒲の時期ではなかったのですが、一番の早咲きという肥後花菖蒲の「吉江紫」が見事に咲いていました。青色も濃くて素敵。
 池の周りに途切れることなく植えられているので、ピークの時期は本当にきれいなことでしょう。

肥後花菖蒲 吉江紫

 正門を出ると庭園に隣接した「松聲閣」という建物があります。500円で庭園を見ながらお抹茶とお菓子がいただけるそうで、こちらも高コスパ!と評判が良いみたいですよ。
 私は普通にペットボトルのお茶を買ってしまったので断念しました。

松聲閣

再び入って南門へ。
無料だから何度でも入れるぅ〜♪

 南門を出るとそこは神田川。神田川沿いの道を南下して帰路につくことにしました。

 この神田川沿いは、椿山荘のバックヤードがガッツリ見えたり、遊具のある公園があったりして情緒はあんまりありませんね。

15:35 江戸川橋駅 到着

 徒歩10分で江戸川橋駅に到着しました。

12:30から15:35までの約3時間の東京散歩。

鳩山会館と熊本藩主のお屋敷、日本の舵取りに邁進した歴史深い散策となりましたね。

今回の散策エリアは「関口エリア」と呼ばれるエリアだそうです。どこに行こうか迷ったら、お出かけしてみてください!

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