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【旅行記】Around 70 の両親と行く仙台 1泊2日の旅(後編)

みなさんこんにちわ。お出かけ大好きTRIP_YUKOです。
7月の旅はAround70の両親と行く仙台旅行」。田舎の両親を招いて、仙台を旅しました。昔から「仙台に行きたい」と言っていた母の憧れの地です。


9:00 日本三景・松島

日本三景 松島

2日目は、仙台旅行の定番「日本三景・松島」へ。私も20代の頃に一度来ただけなので記憶も朧。全国を色々巡った今、改めて訪れるのが楽しみでした。

朝9:00 松島パーキングは空きあり

松島は仙台中心街から車で約1時間。宮城県随一の観光スポットのため、混雑を避けて朝9:00に松島へ到着!遊覧船ターミナルや瑞巌寺が近い松島パーキングに駐車することにしました。
(シニア旅行はこちらの駐車場おススメです)

9:30 松島島巡り観光船「仁王丸コース」

まずは松島の定番観光のひとつ「松島島巡り観光船」へ。「仁王丸コース」は海に浮かぶ島々の間を大型船で巡る50分間のクルーズです。
クルーズは、毎時00分の出航とホームページに書かれていますが、冬季を除いて土日や夏休みの繁忙期は毎日、毎時30分発の便も臨時出航しているそうです。私達も予約していた10時発を9:30に変更してもらい効率よく乗船することができました。ラッキー!

松島巡り出航!

船は2階建てになっていて、プラス600円で2階席のグリーンシートが利用できます。2階席はテーブル付きのゆったりしたシートで、飲み物を飲んだり、つまみを食べながら島巡りができます。展望デッキにも出られるので、海風に当たりながら航行するのも気持ち良い。大人旅なら断然グリーンシートがおすすめですね。

プラス600円で2階のグリーンシートが利用できる

遊覧船に乗ればこその景色が遊覧観光の醍醐味。座って観光できるので幅広い世代が楽しむのにうってつけ
若い頃はお金が勿体いなく思えて、遊覧船なんて見向きもしなかったけど、今その良さが分かるようになりました。夏は日差しも避けれるし最強、最良のアクティビティです。

松島を象徴する仁王島
牡蠣の養殖も見えます

ターミナルに戻ると、次の出航に向けて長蛇の列ができていました。10時を過ぎると観光客が増えてくるので遊覧船に乗るなら9時台の便がベストかも!?

10:40 伊達政宗の菩提寺 国宝 瑞巌寺

松島の観光定番「国宝 瑞巌寺」。瑞巌寺は伊達政宗の菩提寺で、松島観光のマストスポットです。伊達政宗の美意識が垣間見れるきらびやかな桃山建築が見どころ

瑞巌寺
新緑と苔の緑が美しい参道

広い敷地に閑静な参道。新緑と苔の緑が美しい・・・!
めっちゃくちゃ素敵!!!😆
漂う雰囲気が大人な感じがして、京都ともまた違います。

国宝 庫裏

所要時間は瑞巌寺全体で大体40分くらい。

施設の内部見学は、本堂と庫裏の中を見学することができますが、国宝のため撮影禁止となっていますので、その煌びやかさや美しさは目に焼き付けてください。 

10室ある大きな広間は、それぞれの間ごとにテーマがあり、それぞれ趣の異なる美しい襖や欄間は大変見ごたえがあります。
城郭なら、大きな広間や絢爛豪華な欄間を見ることはよくありますが、これだけ広くて、煌びやかな美しい装飾がある「お寺」というのは珍しいかもしれませんね。

さすが松島随一の名所!納得の見応えでした。

11:45 ランチ:かきと海鮮料理 旬海

大通りから1本入った路地にあるお店「旬海」

瑞巌寺見学の後はランチです。

瑞巌寺から大通りに出ずに、圓通院へ向かい通り過ぎた一角にある「旬海」さん。
大通りから1本入っているため閑静で、ゆっくりとランチがいただけます。Google口コミでも高評価の割に、穴場なお店。予約も可能です。

ふっくらふわふわ あなご丼 (2,000円)

人気のお食事メニューは松島名物の「あなご」と「牡蠣」。どちらも食べたい私達は、あなご丼とかき御膳を注文しました。

あなごは甘めのタレで身がふっくらしていてふわっふわ

松島の牡蠣は小ぶりと言われますが、なんのなんの、想像よりも大きくてびっくり😲
松島を感じるような上品な味わいで、とても美味しかったです。私達のご当地牡蠣ランキングの上位にランクイン!を果たしました。松島を訪れた際にはぜひご賞味ください。

前評判より大きい!松島の牡蠣

12:05 Google★4.4 の名刹!円通院

ランチの後は、円通院の拝観へと訪れました。

この円通院が素晴らしかった!!

超穴場!円通院

瑞巌寺の西隣にあるお寺で、伊達政宗の孫・光宗の菩提寺です。
一般的にはそこまで有名ではないお寺ですが、Googleの口コミが★4.4とかなりの高評価を獲得しています。瑞巌寺★4.3を上回る口コミです。

癒される石庭

門をくぐると、美しい白砂の石庭と周りを囲む木々に心癒されます…。むちゃくちゃ素敵!

苔むす庭、マイナスイオンの彼方へ

境内を進んでいくと、広がる苔むす庭。生い茂る木々の枝葉で日陰になった散策路はひんやりして気持ちがいい。苔が陽の光を受けてキラキラ光って。新緑が辺りを包み込みます。マイナスイオンに癒される…🥺最高

Google評価★4.4に納得の名刹!

お寺の知名度は高くないため、混雑せずゆっくりと静かに庭園散策が楽しめます。穴場中の穴場!円通院にもぜひ寄って癒されてください。

12:40 松かま総本店の「むう」が美味い

松島のメイン通りに立ち並ぶお土産屋さんを散策。仙台名物の蒲鉾やさんが複数軒を連ね、多くのお店で「笹かま焼き体験」もできるので旅行の記念に体験するのも◎です。

松かま総本店(松島蒲鉾本舗)

私たちはお腹がいっぱいだったので体験はスキップ。でもちょっと食べたい・・・という誘惑に駆られて松島蒲鉾本舗「松かま総本店」の人気商品「お豆腐揚げかまぼこ むう」を食べてみました!お魚ではなくお豆腐でできています。
むうが、めちゃくちゃ美味しかった!!
人気商品と謳うだけある。

松かま総本店の人気商品「むう」

観光客で賑わう松島を後にし、仙台市内へと戻ります。

13:55 仙台城(青葉城址)

午後は仙台市の定番スポットを観光。

伊達政宗の騎馬像は青葉城址のアイコン

定番の「仙台城(青葉城址)」は、伊達政宗の騎馬像があることで有名。眼下に仙台市街が眺められるビュースポットでもあります。

青葉城址から仙台市街を眺める

14:40 伊達家の墓所 瑞鳳殿

伊達家の墓所 瑞鳳殿

続いては「瑞鳳殿」へ。伊達家の墓所で仙台市街の定番スポットのひとつとしても挙げられています。
が、ちょっと公共交通機関では行きづらい場所にあり私も未訪問のスポットでした。
墓所のイメージから平坦なところと思いきや、廟は山上にありとんでもなく急坂です!!!
エレベーターなども一切なく、バリアフリーにはなっていない為、注意が必要です。

ものすごい急な石階段
足腰に不安のある方は厳しい

急な石階段を登り切ると、大変きらびやかな桃山様式の廟が現れます。

唐門
細かい細工
桃山様式の建築!煌びやか

伊達政宗の美意識がこちらにもあらわれていますね。これほどまでの細かな細工、美しくきらびやか建築に圧倒されました。伊達家の、仙台藩の歴史を知るにはマストのスポットですね。

16:00 仙台駅散策

仙台市スポットを終えて、ホテルにいる父をピックアップし仙台駅散策へ。
都会の場所や建物が好きな父と、お土産のお買い物が好きな母にはぴったりのスポットです。

仙台駅を自由散策

仙台駅は駅ビルだけでなく、直結の近隣商業ビルも多くとても大きな駅です。父は仙台がこんなにも大きい街だと思っていなかったようで驚いていました。
(東海以西は東北地方に馴染みがなく行ったことがない人も多い。東北=田舎のイメージを持ちがちです。)

サンド伊達さんがオススメなら間違いない!

仙台駅は土産物屋さんやレストランが充実していて日本で一番楽しい駅!仙台駅来るといつもテンション上がっちゃいます。

夫にレンタカー返却をお願いして、先に母と西口のおみやげ処へ買い物へ。到着するなり、ほんの10-15分の間に土産を爆買いする母。追っかけてきた夫は「いつの間にこんなに買ったの!?」とびっくりしていました😂

17:00 夕食:お寿司

最後は仙台駅周辺のお店でお寿司で会食です。
今回の旅行では海鮮丼、ろばた、あなご、牡蠣、そしてお寿司と仙台のグルメを堪能しました。

肉が嫌いな父には海鮮の多い仙台は良かったかな。仙台の名物「牛タン」が食べれなかった母は可哀想ですが、、、😓
仙台はたくさんグルメがあるので、短い旅行日数では食べきれないのが悩ましいですね。冬の名物せり鍋もいつか楽しんでもらいたいですね😊

18:45 2人で乾杯🥂 鐘崎屋

ホテルに戻る両親を見送ったあと、私達は新幹線の時間まで、エスパル仙台東館の蒲鉾BAR「鐘崎屋」で2人でお疲れ乾杯することにしました。

エスパル仙台東館2階 鐘崎屋
かまぼこの鐘崎の笹かまが焼きたてで頂ける

こちらのお店があるお土産フロアは、塩釜の鮨の名店「しらはた」もテナント出店している大人な落ち着いた雰囲気のフロアで、私イチオシのお土産処です。

鐘崎は、仙台市のかまぼこを製造する「かまぼこの鐘崎」で知られる有名メーカー
こちらのお店「鐘崎屋」ではバーカウンターで鐘崎の笹かまぼこ製品を炙りたてで頂くことができます。宮城の地酒も品揃えていて、新幹線前のちょい飲みにぴったり!

鐘崎が厳選する地酒とともに楽しめる

「かねさきセット(350円)」と名物商品の「大漁旗セット(550円)」を注文しました。
定番商品のかねさきと、名物の大漁旗を比べると、大漁旗の笹かまの大きいこと!大漁旗は少しお値段がしますが、その価値がある大きさと食べ応えです。

上)大漁旗 下)かねさき

これから鐘崎屋で一杯引っ掛けてから帰るのが楽しみになりそうです!

19:50 東北新幹線で帰路へ

喜久福食っとくか

12年ぶりの両親との旅行、初めての東北を楽しんでくれたようで良かったです。
以上、AROUND 70両親と行く一泊二日の週末仙台旅でした!

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