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京都の寺社仏閣紹介⑥

こんにちは☀️
ウィンクスです!
今回も京都の寺社仏閣紹介をしていきます!
今回は京都の北にある高雄地域の3つの寺を紹介していきます。
これから紹介する三社は三尾(さんび)と呼ばれています。

① 神護寺

神護寺は高雄山の中腹にあるお寺です。長い参道を登った先にありますので行くのが結構大変でした笑
神護寺の創建は824年です。創建したのは和気清麻呂と言われていますが、確実とは言えないようです。神護寺は空海や最澄が訪れたことがあるお寺です。現在神護寺は高雄山の中腹にありますが、かつては麓の平岡八幡宮の方まで含めて神護寺と呼んでいたそうです。
神護寺は天皇家や源氏とのゆかりもあり、源頼朝書状や教科書で見かける源頼朝像があります。



② 西明寺

西明寺は、824年〜834年に空海の弟子である智泉によって創建されたとしています。
清滝川を渡った対岸にあるお寺です。
最初は神護寺の別院として創建されましたが、鎌倉時代に後宇多天皇から西明寺の名を賜り独立をしました。独立してからは兵火にあって荒廃してしまいましたが、1602年に明忍によって再興しました。神護寺やこの後紹介する高山寺程有名ではないですが、落ち着いたお寺であり四季どの季節でも楽しむことができます。特に紅葉の季節はおすすめだそうです。



③ 高山寺

高山寺は、774年光仁天皇が創建したとされています。しかし、実質の開基は鎌倉時代の明恵によって建てられたことになっています。
後鳥羽上皇から高山寺のある栂ノ尾の地を与えられ、高山寺を開基しました。
明恵は高山寺の境内に栄西から貰った茶の種を植えたという伝承があります。そして出来た種を栂尾の山の深瀬に植え、栂ノ尾の地で茶の栽培が行われたそうです。宇治の茶も栂ノ尾の茶から受け継がれたものだそうです。
栂ノ尾の茶は鎌倉時代後期に武家の間で評判になりました。それほどこの地で採れるお茶は美味しいものなのだそうです。
高山寺にはある有名な文化財があります。それは「鳥獣戯画」です。鳥獣戯画は絵のみで構成される墨画であり、甲巻は猿などの動物を擬人化しており、乙巻は写生風の動物絵、丙巻はゲームなどをする人物戯画や動物戯画、丁巻では人物戯画になっています。甲乙巻は平安時代、丙丁巻は鎌倉時代に作られたと言われています。高山寺で見られるのは模本ですが、動物が擬人化されている絵は滑稽に見えると同時に昔の人の想像力に関心してしまいました。
昔の人の発想力はとてつもないなと沢山の文化財を見て思います。



今回はここまで!
今回は京都の北、高雄地区の三社を紹介してきました。
京都駅からバスで約一時間。行ってみると意外にも近く感じました。
京都でもかなり落ち着いた空気を感じられる場所です。
是非行ってみてください‼️
ここまで読んでいただきありがとうございます!

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