声楽家になりたかったヴァイオリニスト
先日、掲載させていただいた記事を書いている際に、音源を探していてたまたま私の好きなヴァイオリニストのドキュメンタリーを見つけました。
こちらは以前書いたその記事です。
私の好きなヴァイオリニストというのは、庄司紗矢香さんです。知らなかった彼女の人となりや、生い立ちなどが分かるインタビュー、ドキュメンタリーがとてもおもしろかったので共有させていただきます。
彼女の幼い頃の夢は、声楽家、オペラ歌手になることだったそうです。ただ、ご自身の声質からそれは難しいのではないかと思い、その夢をあきらめてヴァイオリン演奏の道へと進む選択をされたそうです。
番組中で登場するボザールトリオのピアニスト、メナヘム・プレスラーと2人で協演した日本公演は、私も行こうかどうしようかと迷った覚えがあります。当時、ブラームスのヴァイオリン・ソナタにはあまり興味をもてなかったことなどもあり、その公演には行きませんでしたが、庄司さんにとっては夢の協演だったようです。あの時から、もう10年も経つのかと思うと時の経つ早さに驚きます。
音楽と真摯に向き合う音楽家の姿はすてきだなと、いつも思います。
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