見出し画像

今日の一枚(モーツァルト K.387)

モーツァルトの弦楽四重奏曲集から、ハーゲン・カルテットの演奏する弦楽四重奏曲、第14番 K.387を含むCDを今日は聴きました

ハーゲン・カルテット
モーツァルト弦楽四重奏曲集
DISC4

今、私が持っている弦楽四重奏曲集は、ハーゲン・カルテットのもののみです。初めて購入するにあたり、どのカルテットの曲集にするか、悩みました

YouTubeで聴き比べをしたり、図書館で借りたCDを視聴する中で、バリリ・カルテットか、ハーゲン・カルテットのどちらかにしようと思い、最終的にハーゲンを選びました

バリリの演奏は濃厚で、甘い弦の音を楽しむことができ、聴いているといつも元気にしてくれるように感じます

ハーゲンの方は、バリリと比べるとあっさりした感じで、音圧もそれほどには感じず、すっきりと整った感じがし、切れのある演奏です

バリリの演奏は素晴らしく、とても魅力的なのですが、その濃厚さは聞く日、気分を選ぶような気がしたため、あえて「なんていい演奏なんだろう」と聞き惚れてしまうほどまでではなかった、ハーゲンの方を購入しました

もう1つのポイントとして、ハーゲンは弦楽四重奏の全曲録音にプラスして、K.525 アイネ・クライネ・ナハトムジークなど他の弦楽曲が何曲か含まれていて、曲集として充実していたことがあります

バリリの方はと言いますと、ハイドン・セットと言われる6曲のうち、第15番〜第19番までの5曲が録音されておらず、また最後の四重奏曲の第23番 K.590も入っていませんでした

中でも特に、ニ短調の第15番 K.421は好きな曲ですので、これが含まれていない曲集を1つ目に選ぶことは、難しかったです

ハーゲンの曲集を購入したことに後悔はなく、その後よく聴いているCDです

好きな曲については、他の演奏者も聴きたくなってしまい、同じ曲が何枚もあるという状態になったりもします

私はベートーヴェンの交響曲や、ショパンなどでそんな状態になっていまして、モーツァルトの四重奏曲ではまだ複数の奏者のCDを持っていません

ですが、つい最近、これまで聴いたことのなかった、ハーゲンともバリリともまたずいぶん違った演奏ながら、素晴らしい演奏をするカルテットを聴く機会に恵まれました

今はそのカルテットのCDの購入に向けて、もぞもぞと気持ちが動き出している状態です(笑)

もし手に入るようなことがありましたら、こちらでご紹介ができればと思っております
m(_ _)m

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?