COTレポート分析~ビットコイン先物(7月30日時点)
対象先物商品:ビットコイン(BTC)先物 2024年7月30日時点
8月2日に公表された7月30日時点のCOTレポートの明細は次の通りです。
Open Interest(建玉)は先物市場において重要なデータです。出来高ではなく、ポジション数を反映している建玉が7月30日時点で減少していました。
建玉総数の減少は、トレンドの転換を示唆する場合もありますが、必ずしもそうとは限りません。ここにきて上昇モメンタムを失ったビットコイン(BTC)先物相場は、各グループがポジションの整理を推し進めている可能性があります。
ASSET MANAGER(アセットマネージャー)はロングを3.3%減らし、OTHER REPORTABLE(その他の報告者)はロングを20.2%減らしました。
また、LEVERAGED(レバレジッド・ファンド)はショートを1.2%減らした一方で、ロングを44.5%増やしています。その結果、このグループのネットショートが減少しました。
Smart Money指数は頭打ちとなり上昇力を失っていますが、13週移動平均線は上昇中です。BTC先物の主力グループは依然、BTC相場に対して強気である可能性があります。
分析者:なりた・ひろゆき
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