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デッキ紹介記事 #02『次元感染』

皆さんお疲れ様です。
さんかくホークと申します。

デッキ紹介第2弾です!
思い立ったが吉日という事で、さっそく書いていきましょうか。

それではよろしくお願いします!

▼デッキレシピ

デッキレシピはこちら。

ウイルスに侵されたブラックマジシャンが次元の狭間を飛び回る!

▼コンセプト

分類的には【ブラマジウイルス】になります。
《ブラック・マジシャン》やその他の闇属性を《闇のデッキ破壊ウイルス》《魔のデッキ破壊ウイルス》の媒体にしつつ、豊富なサポート&通常罠で戦います。

やっぱりこの謎ポーズがしっくりくる
邪悪な見た目
昨今はエラッタ前の死デッキより強い気がする

アクセントで加えたサブギミックとして各世代を象徴するようなカードが揃い踏みになってしまった所から『次元感染』と命名しました。

▼基本戦術

基本的に召喚権は《マジシャンズ・ロッド》に使います。

②の自己サルベージ忘れがち

サーチ対象となるのは《黒の魔導陣》《黒・魔・導》《黒魔術の秘儀》《永遠の魂》の4種類です。
とにかく《ブラック・マジシャン》《黒の魔導陣》《永遠の魂》が揃うと強いため、足りないものを集めます。

その背景取り外せたんだね
ディアハ!!

《永遠の魂》の耐性と、《黒の魔導陣》の除外効果だけでもある程度は継戦能力を保てます。
これらに加え、2種類のウイルスをはじめとする通常罠で相手に合わせて動いていきます。

▼《ブラック・マジシャン》関連

《ブラック・マジシャン》のサポートカードをまとめます。

・出力方法

《マジシャンズ・ソウルズ》《融合派兵》《黒魔族復活の棺》はデッキから、《永遠の魂》は手札・墓地からの出力が可能です。

超絶便利カード

《マジシャンズ・ソウルズ》は隠された能力として《ブラック・マジシャン》蘇生効果(実質リクルート)を持っています。
たまーに手札に魔法・罠がダブついてる状況であれば手札交換します。

ご存じの通り、《マジシャンズ・ロッド》と共に《イリュージョン・オブ・カオス》でサーチ可能です。

イリュージョンがカオスした姿。。

毎ターンサーチが行えるので自身をトップに戻す事はあまりないですね。
デッキ圧縮も兼ねて《イリュージョン・オブ・カオス》2枚・《儀式の準備》1枚体制です。

《ブラック・マジシャン》の出力が最優先なので、《融合派兵》でぼっ立ちエンド!や《マジシャンズ・ロッド》の後ろに《黒魔族復活の棺》セットエンド!みたいな先行1ターン目もよくあります。

条件がやや厳しいけど除去&展開できる

・相手ターン中の動き

《黒の魔導陣》《永遠の魂》が無くても、とりあえずウイルスを発動できればカード面・情報面で大きなアドバンテージを稼げます。
スタンバイフェイズに《闇のデッキ破壊ウイルス》で魔法を殲滅するのが安定ですが、最近は罠主体テーマも増えていますのでプレイングが大事。
《黒魔族復活の棺》は相手を阻害しながら《ブラック・マジシャン》をリクルートできるので、ウイルスを素引きしていれば《トラップトリック》で即持ってきてもいいぐらいのバリューがあります。

実は《ブラック・マジシャン》関連のカードは少なめで、ここまでの解説で触れていないのは《マジシャン・オブ・カオス》《黒魔術の秘儀》《黒・魔・導》の3枚です。
《マジシャン・オブ・カオス》《黒魔術の秘儀》は余剰のサーチカードで加えて奇襲的に使っていきます。

マジシャンがカオス化した姿。。

ウイルス対応のステータス、②の破壊効果、破壊されても③での《イリュージョン・オブ・カオス》特殊召喚、《永遠の魂》で蘇生可能と効果モリモリ。

《黒魔術の秘儀》の融合先は《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》が多いですね。

融合・儀式先はなんでもOK

守りを固めたい場面では《竜騎士ブラック・マジシャン》も選択肢に。(ドラゴン族については後述します)
《超魔導戦士-マスター・オブ・カオス》は儀式モンスター2種類が素材となりますが、全除外効果のコストとなる光属性の確保が難しいため、基本的には《融合派兵》で見せびらかす要因です。。

《黒・魔・導》は《永遠の魂》でサーチ可能な《ハーピィの羽根帚》です。これが痒い所に手が届くんです。

▼その他採用カード

冒頭でも触れた通りいくつか搭載しているサブギミックを含むその他の採用カードをご紹介します。

・《トラップトリック》

たぶん通常罠インフレのはじまり的カード

このデッキの核であるウイルスカード2種類のサーチが主な用途です。
《トラップトラック》と比べデッキ枚数が増えてしまいますが、媒体の確保が必要なためこちらを選びました。

その他で2枚採用している通常罠は《黒魔族復活の棺》《覇王龍の魂》《スターライト・ロード》の3種類です。
《黒魔族復活の棺》は前述の通りなので、他2種類の解説をします。

・《覇王龍の魂》

デュエルお願いします

「遊戯王ARC-V」のラスボスである《覇王龍ズァーク》をLPの半分をコストに、効果無効で特殊召喚するカードです。
相手の魔法に反応してあらゆる領域から四天の龍を特殊召喚する墓地効果も持っている、使っていて楽しい1枚ですね。

《ブラック・マジシャン》とそのお友達では打点がやや低いため、そこを補いつつウイルスの媒体となれるという理由で《覇王龍ズァーク》を採用しました。
ウイルスのコストでリリースすると、Pゾーンにも行かず、特殊召喚時でも相手フィールド全破壊効果は適用されないため注意が必要です。

そしてこのカードをきっかけにその他サブギミックが広がってしまったのです。

ちなみに「エクシーズ・ドラゴン」枠には闇魔法使いシナジーのある《黒牙の魔術師》を採用、「ペンデュラム・ドラゴン」枠は残念ながら該当なしです。

・《超融合》

《覇王龍の魂》により《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》が仲間になりました。
《黒魔術の秘儀》でも融合可能ですが、せっかくなので相手も素材にしちゃおう!という事で「遊戯王GX」の最重要カード《超融合》を採用です。

俺と!お前で!超融合!!

《ブラック・マジシャン》等と相手の闇属性1体、または相手の闇属性が2体並びそうならまとめて素材にして《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》を、ドラゴン族がいれば《竜騎士ブラック・マジシャン》を出すことも可能です。

石板と魔導陣絶対守るマン

チェーン不可の最強魔法カード、もう脳汁ドバドバです。

・《アルティマヤ・ツィオルキン》

お次は「遊戯王5D's」より《アルティマヤ・ツィオルキン》です。

都合のいいタクシー

《覇王龍ズァーク》に導かれた《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》へ繋がる別ルートです。
通常罠は豊富なので効果起動は容易ですが、問題は如何にして出すか。
そこで採用したのが《ジャンク・シンクロン》です。

①《マジシャンズ・ソウルズ》効果で《ブラック・マジシャン》を蘇生
②《ジャンク・シンクロン》召喚、効果で《マジシャンズ・ソウルズ》蘇生
③2体で《ルイ・キューピット》シンクロ召喚、効果でレベル7に
④《ブラック・マジシャン》と《ルイ・キューピット》を素材に《アルティマヤ・ツィオルキン》

まさかのシナジーを発揮した女の子

一応ランク7も組めますが、《ジャンク・シンクロン》から《アルティマヤ・ツィオルキン》出す方がエモいですからね。
この辺のドラゴン族は《竜騎士ブラック・マジシャン》の素材にもなります。

・《スターライト・ロード》

《アルティマヤ・ツィオルキン》のリクルート先として、同じく「遊戯王5D's」より遊星の相棒《スターダスト・ドラゴン》が参戦です。
このデッキにおいて破壊無効効果は重要であるため《スターライト・ロード》も併せて採用しています。

自分相手の効果に反応する良いテキスト

《黒の魔導陣》《永遠の魂》の防御は勿論、《永遠の魂》③のデメリット効果を防ぐことも可能(自分場にモンスターが2体以上いれば)です。
ただし墓地効果に対して発動する等、このカードの効果で破壊できなかった場合は《スターダスト・ドラゴン》特殊召喚をできない点には注意。

いずれもシンクロ召喚扱いではないため自己蘇生はできませんが、《スターダスト・ドラゴン》が《ブラック・マジシャン》を守るなんて全デュエリストが間違いなくテンション上がりますよ。

・《RUM-七皇の剣》

最後に「遊戯王ZEXAL」よりバリアン七皇の必殺技《RUM-七皇の剣》です。

(過剰なサポートカードは無粋なんじゃないかと思ってる)

一見これまでのカードと関係なさそうですが、実はあまり関係ないです((
ここまで来たらZEXALのカードも!と思い、《イリュージョン・オブ・カオス》《黒の魔導陣》の気持ちばかりのデッキトップ操作を頼りに入れてしまいました。

出てくるのは《CNo.104 仮面魔踏士アンブラル》です。

大いなる闇が舞い踊る―

特殊召喚時に魔法・罠を破壊、相手場のモンスター効果を抑制しつつ、何よりウイルス対応ステータスです。
地味に魔法使い族なので《黒魔族復活の棺》のコストにもなります。
更に地味ながら《No.104 仮面魔踏士シャイニング》は光属性のため、《超魔導戦士-マスター・オブ・カオス》全除外効果のコストになります。

・その他通常罠

本当は《トラップトリック》でサーチしたいけど事故防止のため1枚採用の通常罠が以下の通りです。

・《やぶ蛇》

やぶをつついたキミが悪いんだよ

《ブラック・マジシャン》相手だとセットカードにヘイトが向きやすいため採用。
《永遠の魂》サーチ後にこいつを伏せる高等テクニックも可。(なお成功したことはない模様)
リクルート先はこれまで解説したEXモンスターに加え、《カオス・アンヘル-混沌の双翼-》《BF-フルアーマード・ウィング》《無限起動要塞メガトンゲイル》を忍ばせてあります。
状況によってはメインデッキから《ブラック・マジシャン》もアリですね。

ちなみに《カオス・アンヘル-混沌の双翼-》は《ブラック・マジシャン》+《マジシャンズ・ロッド》でのシンクロ召喚も可能です。

・《補強要員》

手札をリフレッシュ

事故を回避する1枚。
置物は多いですが大量展開するデッキではないので墓地からの再セットもある程度は容易です。
《マジシャンズ・ロッド》②の自己サルベージも起動できたら嬉しい。

・《融合複製》

CYAC出身の面白便利カード

複製対象は《融合派兵》《超融合》です。
主に《融合派兵》を複製して《黒の魔導陣》の起動を狙います。
新しめのカードなので使用感によっては抜けていくかもしれません。

・ランク7エクシーズ

《ブラック・マジシャン》2体でオーバーレイします。
エクシーズモンスターは以下の2体です。

・《幻想の黒魔導師》

悪い顔してるよね

展開と除去を行える強力な奴です。
例によってウイルス対応のステータスです。

・《No.76 諧調光師グラディエール》

鍵盤でぶん殴る斬新な攻撃

①の永続効果によりウイルス適正〇。
フリーチェーンで相手墓地のモンスターを吸収してX素材にでき、自身と同属性に対する破壊耐性を持ちます。

▼採用を検討したカード

色々試した結果抜けていったカード達。
読み飛ばして頂いてもOKです。

・《守護神官マハード》《幻想の見習い魔導師》《マジシャン・オブ・ブラック・イリュージョン》
《闇のデッキ破壊ウイルス》に非対応のため。。
《ブラック・マジシャン》のサポートカードは山ほどあり、ダイエットのためステータスでバッサリ外しました。

・《ワンダー・ワンド》
魔法使い族をドローに変換できるカード。
ウイルスや《黒魔族復活の棺》発動コストの確保を優先して不採用です。

・《マジシャンズ・ナビゲート》
展開と妨害効果を持つ強力なカードですが、《ブラック・マジシャン》を手札に抱えている状況が意外と少ないため断念。

▼おわりに

ここまで読んでくださりありがとうございました!
【ブラック・マジシャン】に見せかけたごちゃまぜデッキですが、相手の動きを読んで罠で戦う、いわゆる「会話」が楽しいデッキです。

また他のデッキの紹介記事も書いていければと思いますので、読んで下さると嬉しいです!

それでは!!