アイディア: Extended Toss Out Deck
Extended Toss Out Deck (ETOD) に関する話です。
以前ブログの方でも書いたアイディアに加え、事故を減らす方法についても簡単に触れます。
ETODとは
ルーク・ジャーメイが元々行っていたトス・アウト・デックを進化させたもので、日本語ので初出は恐らく『ジャーメイズ・マインド第1巻』です。
本来はルーティン名なのですが、使っている道具も同じ名前で読んで差し支えが無いと思われます(というかここでは主に後者の意味で使っています)
本投稿では詳しい原理について触れないため、もし現象や手法を知らない方は該当DVDを見てください。また手元にETODが無い方も本投稿を読む意味は薄いです。
事故りやすい?
よくできた現象であることは間違い無いものの、手法的にたまに事故(失敗)が起こります。
私がまだカードを使っていた頃もこのルーティンを多用していましたが、何も工夫をせずにやると10回に1回くらい事故が起きていました。
具体的に言うと、3人の見て覚えたカードを当てるところ、1人だけ当たらないという微妙な失敗が起こります。現在に至るまで、たとえ事故があったとしても3人中2人は必ず当たっているため、そこまで大きな問題であるとも言えません。特にメンタリズム的な演出では、多少外しても態度と演出次第ではダメージは軽微…どころかリアリティがあると判断されることもあります。
ただ、やはり失敗すること自体が個人的には気に食わないため、失敗しない工夫を幾つか考えて実践していました。
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