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オヤジ

昨年末の12月19日に久しぶりに格闘技界の父親である佐伯さんと会った。

絶縁状態だったので本当に久しぶりである。
前田吉朗の計らいが無ければまだ会っていなかっただろう。

何故絶縁状態になったのか?
まぁいろいろありました。
あー言った、こー言ったは無しにして、俺は一緒に命懸けでDEEPをやってきて気が付けばいたはずの人達が周りにいなくなっていた。
それで良いのか?とそう思ったのが一番なのかなと。

自分が頑固なのを知ってるのに沢山の人が仲直りしたら?とか、ちゃんと話したら?と言ってきました。
そうやって説得していたはずの木下さんが飲んでいるうちに酔っ払って佐伯さんが○○と言ってたぞみたいに話しだして火に油を注いでいく事もしばしば。

自分的には周りに気を使わせたり空気を重くしてしまうのは良くないなと思ったり、昔は良かったな〜とかあの頃みたいに戻れればなと思ってはいました。
かと言ってわざわざ会いに行くかと言うと、特別な用事もない訳で何を話せば良いかも解らず、時はずるずると流れていたわけであります。

そんな我々を見兼ねた前田吉朗が自分のジムのオープニングに我々を呼び、ご丁寧に鏡開きに佐伯さんと自分を指名して仲を取り持つと言う事をやりました。
自分のジムのオープニングなのにお節介で優しい男です。
佐伯さんと握手をしました。

佐伯さんは久しぶりに会ったからか前より大きくなってると感じました。エレベーターの無い3Fを登っただけでキツそうにしていました。

「体に気をつけてください」それだけ伝えると、何かあれば連絡してと言ってくれました。

佐伯さんも自分も周りも皆が笑顔でした。
吉朗、小松さん、木下さんありがとうございます。

佐伯さん今までごめんなさい。でも多分またこれからも揉めますよね我々は。

だってTRIBEがDEEPを侵略するかも知れませんから。

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