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マネージャーはつらいよ2nd Season.

ここはとあるタレント事務所のオフィス。
真新しスーツを着込んだ若い男の姿がある。その目の前には、いかにも業界百戦錬磨という顔をした男が一人。

「で、どうしてマネージャー志望なの?」

「はい、テレビで御社タレント様の活躍を目にしまして、また映画なども拝見いたしまして少しでもお役に立てれば、と思い志望いたしました。」

「あ、そう。結構大変だよ。マネージャってもスケジュールの管理とかだけじゃないからね。。一番大変なのはあの子達の『ケア』だよ。」

「・・・・はい。。」

「タレントといってもその辺に転がってる女子高生や女子大生となんら変わらない。違うのはその顔やスタイルの良さだけなんだ。それが、自分から志願したとはいえ、もろに競争社会にぶち込まれる。誰かと常に比較される。自分は自分だ、と開き直れば叩かれる。そのストレスをどう解消してやるか、そこがキモだ。。。」

「。。。。。はい。。。。」

「大変だよ?」

「・・・・・・はい!!!」

「やってみるか。」

「はい!!!!」

松田大介は、その日兼ねてから憧れていたアイドルグループのマネージャーという職に就くことができた。

彼がそのことを後悔し始めるまでに、そう長く時間はかからなかった。


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