火炎体育会テレビの惨劇。

　時たま特番が組まれる「火炎体育会テレビ」をご存知だろうか。
芸能人が徒党を組んでその道の精鋭に勝負を挑むという大人気企画である。その中でも人気があったのが「芸能人格闘クラブ」だ。柔道二段のお笑い芸人佐竹をリーダーに空手経験者、レスリング、そしてケンカ負けなしのお笑い芸人、格闘技大好き男前タレントまでが集い、これまで地方の柔道強豪中学生チームや空手キッズなどと名勝負を繰り広げてきた。いまやその人気は絶大で、一般人の女性がマネージャーにつくほどだった。

これはその芸能人格闘クラブが解散に追い込まれたときの話である。