ニートを抜けるための、最も手っ取り早い方法。所持金なくてもどうにかなる。

はじめまして、とれ太郎です。自分は今29歳で、24~27歳の間引きこもりニートをやっていた経験があります。なんでニートになったのかは後日語るとして、今日はどうやってニートを抜けたか・その時の心境について簡単に書いていこうと思います。

ニート時の状況

文字通り引きこもりのニートで、家にこもって親の作ってくれた飯を食べるだけの毎日でした。社会人経験が皆無なわけでも、どこか体が悪いわけでもないのに働かねえ日々。何もできないのに謎のプライドだけはある。それを守るために自分の殻にこもっていた、そんな感じです。

とは言え、このままではまずいということを心の何処かでは理解していたのも事実で、なにか始めようの一心でプログラミングやWeb制作を学んでクラウドソーシングで簡単なWeb制作をやったりもしていました。これも結局意思が弱くて継続できず、税金が発生するほどのお金も稼げませんでした。チャンスは有るはずなのに頑張れなかったんですね。そんな日々が3年弱続きました。

とりあえず家を出るしかねえ

そもそもウチは経済的に余裕があるわけでもないし、働き盛りの男が部屋にこもっているなんて客観的に見ればありえない状況で、当然家族からの目線も非常に厳しく、自分もメンタルがぼろぼろになる毎日。
徐々にとりあえず家をでるしかないと言う気持ちが強まってきました。

金無し、ツテなし、電話スマホもねえ状況

勢いだけで家を飛び出すことにしました。とにかく住む場所が必要なので、住み込みで働ける工場などの派遣に絞って就活(?)を進めることにしました。

住み込みやってそうな派遣会社に片っ端から電話かけて状況説明して、なんとか雇ってくれそうなところが見つかり、所持金2000円で家を飛び出しました。(家は地方だったので、現地まで向かう高速バス代すら派遣会社に出してもらった。情けない。)
結果的に家を出ようと思い立って3日で家を出れちゃいました。
アレだけ大事に守っていたプライドはどこへ、所持金2000円・スマホすら持っておらず髪もボサボサ服もボロボロの浮浪者が爆誕です。完全にやばいやつです。

派遣会社の人と面談~配属

どうにかして派遣会社のオフィスまでたどり着き、担当者の方と面談を行いました。くっそきたねえボロボロの格好で恥ずかしかったですけど、担当者の方は慣れてるようでしたね。
すぐに配属先の工場について説明を受けて、バスに乗せられ住み込み先のアパートまで移動。壁はペラペラでしたが、自分だけの空間が手にれられてマジで嬉しかった。

ちなみにこの時点では生活費どころかスマホも何もかもないので、ガラケを
会社から借りてましたね。感謝しかねえ。

工場で勤務

工場で任されたのは、場内を1日20km近く歩いて重いものを運ぶ仕事で、超絶ハードでした。毎日倒れそうでしたが、自分はやりがいを感じてました。なにしろ人に頼られるだけで嬉しく、毎日本気でやってたら次第にみんな認めてくれたしそれが嬉しかった。

色々立て直せるようになるまでここで頑張りたかったのですが、この工場の仕事は人員の都合で2023年いっぱいで辞めることになりました。

で、次を探す必要が生じたのですが家を借りられるだけの貯蓄も与信もゆっくり転職活動できるほどの時間もないので、取り急ぎ社宅を提供してくれる職場を探す必要がありました。情けないね。そんなこんなで今はSESをやっているのですが、この辺の経緯についてはまた今度おはなしできれば。

自分は正しかったか

結論、正しかった、、と思う。少なからず金が稼げているので、ニートでいるよりはマシだと思う。仕事がすぐ決まったのは、年齢がまあギリギリ若いというのも幸いしたと思う。色々言いたいことがあるけど、後は次回に回そう。

ともかく、ニート抜けたいなら爆速で住み込みの工場派遣やっちゃおう。寮は個室かな、とか仕事内容しんどくないかな・・・とか色々心配になるかもしれないですけど、一生やるわけじゃないので割り切りましょう。

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