買った本を積読せず短期間で読み切る方法
① 実践方法
書店で読みたい本を買う
その本を、新品価格+αの価格でメルカリに出品する
このとき「自動値下げ機能」を使って1日ごとに100円ずつ自動で値下げされるように設定する(図1)本が売れる前に読み切る
② 詳細な説明
メルカリという中古市場において、新品価格+αの値段で買うユーザーはいないため、出品当初はまず売れない。
しかし、日ごとに100円ずつ値下げされるため、中古市場における均衡価格に到達する頃にはあっさり購入される。
その間に、出品者である私は本を読み進める。早く読み切らないと手元から本がなくなるため、爆弾解除するような緊張感で読み進められる。
もし手放すのが惜しい本だと感じたら、出品を取り下げる。
最初の出品価格「新品価格+α」におけるαは、本が購入されるまでの時間を決めるパラメータになる。何日以内に読み切れそうかを考えて適宜調整。
「取得価格-売上価格」が、その本で得た知識そのものの価格。
③ 制限
需要が高い新刊書籍に有効な手法。中古市場が飽和している場合はうまく機能しない。
「知識を得る」ための読書、つまり実用書において特に有効。
小説など「内容を楽しむ」ための読書にこの手法を適用すると、たぶん娯楽の消費そのものが自己目的化してしまうので良くない。例えるなら、映画を「履修する」ために倍速視聴するみたいなことになる。
④ 実践結果
買った新書をかなりのスピードで読み進められた。
2024/08/20 投稿
知人にこの話をしたら「noteとかに有料で書いてありそう」と言われたので書いてみた。有料にするのはさすがに烏滸がましいのでやらないけど。