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日本PTA全国協議会5000万円の赤字ミステリー

こんにちは。

 小学生の息子の学校のPTA会長を引き受けて、もうすぐ1年になります。今年の1月に突然、会長が辞任したことで、副会長だった私が自動的に会長に繰り上げとなりました。

 腹をくくって大改革をしようと、会費の値下げなど規約の大幅な改定、ビジネスチャットelganaを導入して連絡をスムーズにし、1家庭1本の旗を配布して旗当番を効率化、学年委員や不要なイベントをすべて廃止、県Pや市Pなどから脱退しました。一部の保護者からかなりの圧力がありましたが、法律論で乗り切りました。

 最後に残ったのが、余剰金の問題です。あまり知られていないのですが、自分の学校のPTAには一般会計と特別会計というものがあり、毎年、一般会計から特別会計に一定額のお金が積み立てられていました。一般会計は、年1回のPTA総会で保護者のチェックを受けることになるのですが、特別会計にはそのチェック機能がありませんでした。

 一体、何に使われているのだろうかと恐る恐る調べてみると、会長が外部のPTA協議会などに参加するための出張費用、宿泊費、飲食代など、ぞろぞろ出てきて思わずファイルを閉じてしまいまいた。過去のバザーの売り上げなども、この特別会計に組み込まれ、実際の売り上げの正確な数字もわかりませんでした。次年度からは、特別会計の数百万単位のお金を一般会計に組み込んだ方がよさそうです。

 ちなみに、日本PTA全国協議会では、5000万円もの赤字が出ていて、協議会会長からその使途について文書による回答が求められていましたが、未だに明確な回答が得られていないようです。保護者から預かった貴重なお金が日本PTA全国協議会に上納されているので、ここはしっかりとした回答が欲しいところですね。


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