寝坊未遂

風邪をひいた。何だかしんどかった。

次の日はみんな休み。早く起きる必要もないことだし。目覚まし時計をセットせず、寝たいだけ寝たらいいのではないかなと思った。

ここのところもう何年も。休みの日だろうとなんだろうと、目覚まし時計をセットしない日はなかった気がする。最後にセットしなかったのっていつだったのだろう。

せっかく仕事も辞めたのだし(奇しくも次の日は有給消化が終わって本当の無職1日目)、寝たいだけ寝るのだ!ダラダラするのだ!私の身体は睡眠を欲している!!

というわけで、気持ちだけ意気揚々と眠りについた。身体は風邪がしんどすぎて普通に寝た。



次の日、目を開けると。部屋の明るさがいつもとそんなに変わらない気がした。時計を見ると5時50分。

……。いや、まぁ、いつもよりは若干遅いけどそんなに遅くないというか。予定ではお日様サンサン8時9時、せめて7時台に起きるハズだった。全然ではないか…!

やはりこう、長年染み付いたものはそう簡単にはとれないというか。どうしてもこのくらいの時間には自然と起きてしまうのかなぁ。

風邪は良くなっていた。前日ほどしんどくはなかった。寝た意味はあったと思う。思うけれども。

せっかくだからもっと寝坊したかった。でも年をとると早起きになると言うし。これから自然に8時や9時に起きることは無いのだろうか。


また今度、次の日の起きる時間を気にしなくていい日にチャレンジしてみたいなぁと思う。自然と起きるってことは、自分の身体が欲するだけの睡眠はとれているということなのかもしれないけれど。次はせめて6時台を目指したいな。



ではまた明日。