さらば夏みかんジャム

この春、何やかんやと作り続けて食べ続けてきた夏みかんジャムが、いよいよ最後のタッパーになったのである。意外と長い付き合いになったなぁと思う。

実家にたくさん夏みかんがあったので、今年はたくさんジャムを作った。夏みかんは、皮をむくのが大変で(毎回1時間くらいかけて皮をむいた)。それでも全部で4、5回は作ったのではなかろうか。息子の誕生日ケーキに使ったピューレ分も含めて、この春40個くらいは皮をむいたのでは、と思う。

ジャムの味は、マーマレードな感じ。甘くて爽やかで、苦みが若干強い。

でもこのジャム、息子は大好きなのである。「これが最後のタッパーだよ」と言ったら「えー!また作ってー!」と言われた。

まぁ来年も。夏みかんがあれば作るかなぁ。あと私が暇なら。今回こんなに作れたのも、暇だからである。仕事をしていてやっときた休日の2時間を使ってジャムを作れるかといえば、なかなか作れない気がする。そこまでの情熱が来年果たしてあるのだろうか(まだ仕事をしている頃にせっせとりんごのコンポートは作りまくったけれどもりんごは別。りんごのコンポート大好き)。


兎にも角にも最後じゃーということで。記念にパンにぬって1枚写真を撮った。

最後のロットはいつもの「精製してない砂糖」だけでなく「誕生日ケーキで余ったグラニュー糖」も3割?4割?ほど使ったので。色が若干黄色くなった。

たぶん全部グラで作った方が色は綺麗なのだよな(ピューレの時真っ黄色だった)。味も精製してないやつって独特の風味があるので、それが薄くなってスッキリした感じになったと思う。やっぱりお菓子系に使うならグラなのかなぁと思ったり思わなかったり。


つらつらと今季の夏みかんジャムについて語ってただの雑談になっているけれども。自分でジャムを作って食べる生活も、それはそれで良いのではないかなと思う。

りんご、夏みかんと半年くらい自分で煮たものを食べ続けてきた。次は何を煮よう。

自分で果物を買ってまで煮たい欲は特になくて。次にもらえそうと言えばブドウだけど、ブドウは生ですぐ食べてしまうしな(そういえば「ブドウ」って名前のメジャーさの割に、ジャムを見ない気がしないでもない)。

次はりんごまで煮ることはないかもしれない。また煮ることがあったら記事にするかなぁと思う。

夏みかんジャムフォーエバーなのである。



ではまた明日。