リューナイトに忍者がいた気がした話

寝起き前のぼんやり起きるかも、という時。唐突に「リューナイト」という言葉が浮かんだ。

昔、『覇王大系リューナイト』というアニメがありまして。当時大好きで毎週見ていたのである。何で急に浮かんだのかわからないけど、とても懐かしい名前だった。

今でも登場人物の名前と姿は浮かぶ。

やたら「騎士道大原則ひと〜つ」と言っていたアデュー(ここで「騎士道」という言葉を知った気がする)。すごく可愛かったパッフィー。あとガタイのいい僧侶のイズミと、部族っぽいグラチェスと。ガンナーの兄弟もいたな。侍もいた。

そんな感じでいろいろ思い出していたところ。

何かこう、忍者もいた気がしたのである。

ただそれが、ものすごくぼんやりしたもので。「絶対忍者がいた!」ではなく、「なんとなくいた気がする…?立ち絵的に黒っぽくて細長いシルエットも仲間たちの図の中にあったような気がする…?」くらいのものだった。

名前を思い出そうにも、どうにも思い出せない。…サスケじゃない気がする。…サルトビ?ピンと来ないなー…本当にいたのかなーという感じだった。


実際調べたらちゃんと存在していて、名前もサルトビだった。ピンとこなかったけどサルトビで合ってた。乗っているリューはニンジャの爆裂丸。言われたら爆裂丸、聞いた記憶がある。


とにかく調べて「実際にいた」ということがわかった後も何だかぼんやりしていて。何より調べる前の「いるかいないか」という時のぼんやり具合が、実にこう、言葉で言い表しにくいあやふや具合で。

なかなか体験したことのないあやふや具合が面白かったのだった。


しかしリューナイト、あれだけ好きで毎週見ていたのに。キャラはともかく話の内容をほとんど覚えていない。何のために皆が旅をしていたのかを全然覚えていないのだ。

つくづく記憶ってあやふやあだよなぁと思う。


ではまた明日。