本。おもしろ樹木図鑑

今日は本の話。『おもしろ樹木図鑑』(林将之、主婦の友社)を読んだ。

この本は、Kindle Unlimitedというわけではなく、最近購入した本である。6/28に紹介した『葉っぱはなぜこんな形なのか?』の著者の図鑑で、その本を読んで以来、樹木図鑑を家にも一冊欲しいなと思い購入した。

同じ著者でいろいろ樹木図鑑はあったのだが、息子も読むことを考えてとりあえず子供向けで手頃な価格のこちらを選んでみた。もうひとつ『五感で調べる木の葉っぱずかん』というのが子供向けっぽい感じで出ているのだが、こちらはお値段が4000円と少しするのである。息子が興味を持ってまだまだいろいろ図鑑が欲しいというなら買っても良いのだが、とりあえずはこちらで良いかなと選んだ。

結果、こちらの本でも身近にある木は載っているし、取っ掛かりとして良かったのではないかなと思う。もう1つの方は読んでいないので比べようがないし、値段が高い分恐らく良いものなのだろうが、当分はこちらでも我が家は事足りそうだ。

小学生向けらしく、漢字にはルビが振ってあるしイラストもあって親しみやすい。葉っぱの写真もとても見やすく、実物の葉と見比べて調べやすいと思う。葉っぱの見やすさはさすが著者である。

その他、花や実の一覧もあるし、どんぐり一覧や松ぼっくり一覧もあるので、本に載っているものなら身近に見える特徴からとても調べやすい本になっていると思う。

紹介されている木々も、写真を見れば「あ、これ見たことある!」というものが沢山である。見た目を覚えていなくても、公園等にかけてある木の名前の札で見たことのある名前が沢山あり、実はこういう見た目だったんだなと改めて知ることができた。

木の説明も面白く、毒のあるものや食べられるものなど、読んでいて「へー」「なるほどー」と思うことが沢山あった。一応子ども向けではあるが、大人も読んで楽しめると思う。コンパクトによくまとめられた本だなと思った。

最近雨続きだし、実際に葉っぱを見比べて使ってはいないのだが、散歩で葉っぱを持って帰ってきて見比べる時が楽しみなのである。


ではまた明日。