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ITエンジニアに向いているのはどんな人?

皆さん、こんにちは!

人事部 中途採用担当のTeraです。

多くの会社で新年度が始まり、新入社員も入社してくる季節ですね。
当社もつい先日、39名の新入社員を迎え、無事に入社式をおこないました!

さて、そんなこれからIT業界に入ってくる方、IT業界を目指そうとお考えの方が気になる点の一つに、「私はIT業界に向いているのかな?」というものがあるかと思います。

そんなことは思わず、私はIT業界に向いている!との自信がすでにある方は、すぐにこのページを閉じて、代わりにぜひ当社の採用ページを開いてお申し込みください(笑)

私自身、このIT業界に入ってまだ1年そこそこですが、その間でも100名以上の面接に携わってきました。
そこで、その面接から採用、実際の入社後の活躍を見て思ったことに加え、現場で働くエンジニアの方にも、ITエンジニアに向いているのはどんな方か、というのを改めて伺ってみました。
ご自身の適性判断の参考にしていただけたら幸いです。


1. 論理的思考-ロジカルシンキングができる

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私たちのまわりで起こるできごとは、「背景」「事実」「かかわった人の意図」などが複雑に絡んで起こっており、どこから手をつけようか悩ましい場面が多くありますよね。
そういった複雑な絡まりをできるだけシンプルに整理し、筋道を立てて解決へのストーリーにする思考を、「論理的思考(ロジカルシンキング)」といいます。
ITエンジニア以外でも重要な素養ではありますが、IT業界を目指す人は特に必要、むしろ必須と言っても過言ではないかもしれません。

例えばITエンジニアの代表格であるプログラマーやシステムエンジニアが行っているプログラミングをイメージしてみてください。
プログラミングでは、様々なコンピュータ言語で、目的の動作をさせるためにコードと呼ばれるものを書きますが、このコードが論理的でなく余分なものが多いと、その分システムに負荷がかかってしまいます。いかに無駄なく、シンプルに書くことができるか、が大切です。

そのため、ITエンジニアには論理的思考ができる方が向いていると言えます。

もうだめだ私は論理的思考とかムリ無理、と思われた方もいるかと思いますが、日本人はもともと論理的思考が苦手な方が多いのです。
よって今からでも身につけることができます

<明日から私もロジカルシンキング!スリーステップ>

①言葉を具体的にしてみる
期日で例えると、「できるだけ早く」などついつい抽象的になってしまう言葉を、具体的な「●日」へ変換する意識を持つと、自分自身も物事の順番を整理しやすくなります。

②目的を理解する
複雑な問題も、ある一つの「目的」を達成するための過程です。
目の前で起きていることの、そもそもの目的を理解することができれば、向かうべき姿勢や筋道の立て方が見えてきます。

③論理的思考ができる人の思考をマネする
三番目にして一番手っ取り早い方法ですが、論理的思考ができている人の「思考の道筋」をそっくり実践すると、手法だけでなく自分の思考とのギャップにも気づくことができます。
論理的思考のロールモデルを設定するということです。


2. コミュニケーション能力がある

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意外、と思われるかもしれませんが、コミュニケーション能力がある人もITエンジニアに向いています。

私もITエンジニアというと職人気質で、パソコンの前で黙々と仕事をしているイメージを持っていましたが、
それはエンジニアの仕事の一部に過ぎません。

例えば、お客様の要望を理解するためには、「聴く力」「言葉にして伝える力」が必要です。
実際にどんなシステムにするかを詰める時、お客様がどんなことに困っているか、何を実現したいのかを聴きます。
お客様がITに精通しているとは限らないので、いわば「IT通訳」として、システムの側面でどんなアプローチができるかを、言葉にして伝えます。そのコミュニケーションの積み重ねの上に、初めてお客様の役に立つITソリューションを実現することができます。
エンジニアが関わらずに、ITのことを深く知らないお客様と営業同士で話が進んで、じゃあこれでお願いします、となった日には…なんだか誰も得しない不幸なオチが見えますね。

それ以外にも、やはり仕事は一人で行うものではなく、プロジェクトが大きくなればなるほど連携をとり協働するメンバーも増えます。そうした方々と円滑に情報のやり取り―コミュニケーションが取れなければ、仕事は遅々として進まなくなってしまいます。

誰しも最初はIT初心者。黙々と知識を吸収するだけでなく、お客様や同僚とのコミュニケーションを通じて、ITスキルを身につけていくのです。

実際に当社では、IT業界未経験であっても、前職は飲食業をはじめとする接客業でコミュニケーション能力を培ってきた方が、研修を経て、現場で活躍されている例が多くあります!


3. 学び続けることに興味がある

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IT業界は情報や技術の移り変わりが激しく、日々新しい技術が生まれているため、継続的に知識や技術をアップデートしていくことが必要です。

例えば近年では、AWSやAzureなどのクラウド環境に関する技術の台頭が著しく、多くのエンジニアが学習をしています。
他にも、プログラミング言語で言えば、Google社やApple社がそれぞれのプラットフォーム上での開発を最適化した「GO」や「SWIFT」と呼ばれる言語を開発したりと、身に付けるべき技術が続々と出てきています。

とはいえ、必ずしも新しい技術のすべてを身につけなければならないということではなく、自身が携わる、専門としている分野での最新知識や技術のアップデートをする必要があるということです。
その道のスペシャリストを目指して学び続け、または資格を取得することで、その後のキャリアをより自由に拓くことができます。

まさにこの人生100年時代、長く働く職業人生の在り方を示しているのが、ITエンジニアという職業なのです。

勉強大好き!までは行かずとも、学ぶことが苦にならない、興味のある分野を深めることが好きな方が、ITエンジニアには向いていると思います。

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いかがでしたでしょうか。
これからIT業界を目指す方の参考になれば幸いです。
当然ながら、この内容に当てはまらないからITエンジニアに向いてない、という訳ではありません。一番大切なのは、ITエンジニアになりたいという強い気持ちと、そのために努力できる行動力です。
向き・不向きは仕事選びの指標の一つですから、自分が何をやりたいのかが一番大切なんだと思っています。

当社では新卒・中途それぞれにおいて、定期的にWEB会社説明会を開催しており、そこでは会社説明のほか、社員との懇談の場も設けております。
ITエンジニアを目指すにあたり不安に思っていること、疑問点について社員と話すことで、就職活動にお役立ていただける機会となっております。

説明会は事前予約制で、オンラインでの参加が可能な場合はどなたでもご参加いただけます。
以下のサイトからご応募いただけますので、少しでもご興味あれば是非ご参加ください。

<新卒向け説明会>

https://www.treebell.co.jp/recruit/seminar/new-grad/

<中途採用者向け説明会>

https://www.treebell.co.jp/recruit/seminar/intermediate/

また、その他にも、当社では毎週水曜日の19時より30分間、ZOOMでのウェブセミナー方式での業界説明会も行っています。
こちらは応募や予約不要で、お時間になりましたらどなたでも気軽に参加できます。
簡単にですが、IT業界とはどのような業界なのか、代表的な職種の説明、今後求められるスキルや学習方法などをご紹介させていただいています。
以下のURLよりどなたでもご参加いただけますので、こちらもお気軽にご参加ください。

<IT業界 カジュアル説明会>

https://us02web.zoom.us/j/86335281930

ツリーベルでは、中途採用においても、定期的に未経験者の方向けに研修を実施しており、これからIT業界を目指すという方のサポートを全力でさせていただいています!

この記事を読まれたあなたと、将来ツリーベルで一緒に働ける日を心待ちにしています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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