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南国宮崎、英国式庭園でのひととき

南国、宮崎へ

今回の旅は、宮崎県東諸県郡【綾町】を訪ね、そこにひろがる広大な照葉樹林帯の初夏の風景と、その周辺に自生する植物の様子を観察するのが主たる目的でした。東アジアの北限付近にあたるこの原生的な【照葉樹林帯】を、嘗ての樹木調査仲間であり、現在は宮崎県下に住んでおられる友人と、一緒に訪ねて参りました。

宮崎県のほぼ中央に位置する綾町を訪ねるのは、これが二度目。大学で講師もしておられる友人が、「梅本さん。今度は是非、初夏の宮崎に遊びに来て下さいね。その時は、この照葉樹林帯が鮮やかな"黄金色"に輝いていますから!」とのことで、そのお話にすっかり心動かされてしまい、大変厚かましくも、またお邪魔をさせて頂くことに致しました。

皆様、暑中お見舞い申し上げます。

さぁ☆南国宮崎へ  p('-'*)

松林に囲まれた、英国式庭園へ

いつも、宮崎の友人と空港で待ち合わせをして、そのまま車でフローランテ近くの【英国式庭園】や【青島亜熱帯植物園】(宮交ボタニックガーデン)などに連れて行って頂くのですが、今回は英国式庭園の方を訪ねましたので、先にその素敵な庭園風景を、皆さまにも少しご覧頂こうと思います。

コテージガーデン入口。 ご遠慮なく、どうぞ。(,,• - •,,)

英国のトップ・ガーデンデザイナーであったロビン・ウィリアムス氏による設計・監修。

ガーデンハウスと、コテージガーデン。イギリス郊外の自然豊かな田園で暮らす人々のお庭。こんなお庭とお家で、絵本を描きながら過ごせたら、どんな物語を紡げるだろうか。
キッチンガーデンと、井戸へのアプローチ。乱張り舗装は、規則性がないので周囲に自然と溶け込み、また視覚的には、実際よりも広く感じさせる効果があります。
どことなく、哀愁漂う井戸。。誰かいますか~? (^-^;)
英国式キッチンガーデン。野菜やハーブ類を食べる目的で栽培する訳ですが、同時により美しく、エレガントにデザインされたガーデンスタイルが好まれます。
こちらは、メドゥガーデン。英国の牧歌的な牧草地帯をイメージして再現されています。ここでは周囲の「松林」を借景として上手に取り込んでおられました。メドゥ(Meadow)とは、野の草花たちや牧草が生える草原。

     ◆     ◇     ◆     ◇     ◆

こちらは、フォーマルガーデン。英国の伝統的な整形式庭園ですね。
ブリティッシュグリーンのガーデンパラソルも愛らしく。ここで、紅茶を頂く事も出来ます。
アフタヌーンティーは、親しい方たちと"大切なひととき"を楽しむ為の特別なもの。
歴史ある紅茶文化のお国柄、とても味わい深いものですね。 (*´ч`*)モグモグ…
ひと息つけました。それでは、私たちもそろそろ【綾町】へと向かいましょう。(^_^)

次回:「宮崎、日本最大規模の照葉樹林帯を訪ねて」に続く。

本庄川の流れ。下流で、大淀川に注ぐ。

この一帯は「綾 森林生態系保護地域」に指定され、貴重な野生の動植物を保護、遺伝資源の保護、自然環境の維持がなされています。

照葉大吊り橋からの壮大な眺め。吊り橋の全長は250m、幅1.2m、高さ142m。(´;ω;`人´;ω;`)

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