HSP人間。小学生の頃のおもひで

今振り返ると、小学生の頃から自己否定、反省を繰り返す人間だった。


そもそも割りと授業中に積極的に手を挙げて発言するタイプだったし、学級委員にもなるようなタイプだったが、
高学年くらいから失敗を繰り返して萎縮していく人間になってしまった。
HSP の気質があらわになった時期である。


ジブリの『おもひでぽろぽろ』みたいな甘酸っぱい経験は少ないが、今となっては微笑ましいおもひでがあるので綴っていきたい。


・ミートソース事件

小学4年生くらいの頃、確か家庭科の授業で料理を作ることになった。

料理といってもリッツにオカズとなる材料を乗せて食べるだけのいわゆるリッツパーティーだった。


リッツパーティーをする前に挙手制で「何を乗せて食べるか」アイデアを出し合う会議があった。

僕はワクワクして率先して「はいっ!」と手を挙げ

「ミートソース!」


と発言した。
だって僕の知っているソースの中で一番旨いと思っていたから!笑


その後もほかの生徒からも「カレー」や「生クリーム」などアイデアが飛び交い、最後は多数決で決めることになった。


先生「カレーがイイ人手を挙げて!」


はいっ!
5人

先生「イチゴがイイ人手を挙げて!」


はいっ!
10人


先生「ミートソースがイイ人手を挙げて!」


はいっ!
1人、、、


僕だけ、、、


多数決で結局、ミートソース以外が採用されることになった。。。


そこから「あっ、自分の考えって人とずれてるんだ。恥ずかしい」と考えるようになった。


今となれば可愛らしい話だが、当時は恥ずかしくて仕方が無かった。
リッツパーティーも上の空だった。


当時の自分に言いたい。
「自分の意見に賛同が得られなかったとしても、自信を持って良いんだよ。それが自分らしさなんだから。」




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