悲願の(大袈裟)キャンドルナイトに、やっと行けたって話。

画像1 増上寺で夏至と冬至の日に行われる「100万人のキャンドルナイト」に行って来たよ。今年で、21回目だそう。ずっと行きたかったので、わくわくしながら到着。まだ、日没前に。
画像2 すでにキャンドルはセッティング済み。これがどんなふうに灯るのかな、と想像するだけで楽しい。まだ人影もまばらで、イベントブースも開店していなかった。
画像3 そんな中、境内をあちこち歩いてみたよ。1980年代に、ここで蜷川幸雄さんが「王女メディア」をやったことを思い出して、それは是非観たかったなー、と叶わぬ夢を・・・。写真で見たことあるけど、本堂の階段を使って壮大なステージだった。そして、私は一時退散、日没を待ったのでした。
画像4 いよいよ、キャンドルナイトの始まり。こんなぶうにほんわかした灯りになるんだ。本当は、全景をご紹介したいのだけれど、ものすごい人がいてそれは難しかったよ、すみませんー。なんでも、この時期なので毎回雨に降られることが多かったのだけれど、今年は良い天気で、とのこと。そんな回に来ることができて、ラッキーだった。
画像5 入場無料で、人はたくさんいるのだけれど、ストレスになるほど混雑はしていなくて、全体的には和やかな雰囲気。そもそも「でんきを消して、スローな夜を。」というコンセプトのもと立ちあがったイベントだからかも。じっとキャンドルの灯りを見ているうちに、だんだんと癒されてよけいにゆったり気分になるという相乗効果もあり。
画像6 本堂のライトアップは、こんな感じ。時々、ピンクや赤になったりもしたよ。8時以降には、LiLiCoさんの歌のステージもあって、彼女の生まれたスゥエーデンでは、白夜ではキャンドルの灯りが見えにくい、というお話。けれど、きっと冬は早くから暗くなるので、ほんのりと明るいキャンドルは癒しだろうね。
画像7 皆が楽しみにしている瞬間、それは午後8時ちょうどの東京タワーの消灯。声を合わせてカウントダウンして、その瞬間を待つ。それにしても、本堂の屋根越しのタワーは、美しいな。新旧のコントラストが、とても素敵。と言っても東京タワーも、もう1958年生まれだから、還暦は過ぎてるけどね。
画像8 あ、消えた! お見事! カウントダウンコールと一秒もズレずに、パッと消灯したその連携プレーに脱帽です。6月21日、夏至の日は暑くもなく寒くもなく、湿気もほど良くて、このイベントを堪能できたよ。ああ、行って良かった。楽しませてくださり、ほんとにありがとう!

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