バーニー・フュークスの光は、引き算の法則。その白さがまばゆくて!

画像1 Bunkamuraギャラリーにて開催中の「生誕90周年記念 バーニー・フュークス展」に行ってきたよ。無料だと言うのに、大量の作品数とそのバリエーションが嬉しい。ギャラリー内は撮影禁止だったので、通路に飾ってあるのを撮らせてもらったよ。一枚接写でなければOKとのことで。
画像2 2009年に天国に行ってしまったけど、スポーツ、特にゴルフのイラストが有名で、まばゆい光の表現が特徴的。光を描く時普通は、白い色を足していくのに、彼の場合は描いた絵の光らせたい部分をテレピン油で拭ってぼかしていくそう。足さずに引く美学。ほんのりぼんやりとした光が、本当に美しい。時に、閃光のような鋭い光もあって、なお良き。
画像3 アメリカの良い部分を切り取って描いたような風景が多くて、和むよ。内部には、真剣に何かを考えているようなJFKの作品もあって、オリジナル(こちらは非売品)とリトグラフの両方が飾られてたよ。日曜美術館でオンエアされた番組も常時流されていて改めて彼の魅力を知ることができる充実の時間だったよ。Bunamuraさん、ありがとう!

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