力士のおなかは‥‥ご利益あり?

画像1 両国の駅前に何体かいる力士の像のうちの一つ。おなかが、たくさんの人に撫でられて色が変わっているね。「お相撲さんみたいに強くなれますように」って願いつつ、すりすりしてるのかな? これだけ変化してるってことは、相当な人数に撫でられてるよね。他の力士は、土俵入りの形で前かがみになってたりして、おなかを突き出してはいないから撫でにくいのか、こんなふうにはなってない。手や足はそうなっていないので、巣鴨のお地蔵さんみたいに痛いとこ撫でるわけでもなさそう。なんか男子が通りすがりに殴るように触っていく様子が目に浮かぶ。
画像2 そして、思い出すのが大阪のビリケンさん。これは、通天閣にあるものだけど、町中にも何体も存在してる。幸運の神様の像で、足の裏がえぐれるくらいに触りまくられてる。こちらは、きちんといわれがあって足の裏をやさしく掻いてあげるとご利益があるんだって。両国で、ビリケンさんを思い出しちゃった私は、力士の色変りしたおなかを見つめ、少し笑った。そうして、人の掌って結構すごい力を持ってるな、と驚く。撫でた人たちに幸あれ。

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