見出し画像

★キャンピングカー生活まであと202日★「タクシー運転手の本音」

あした何の日?

こんにちは。
私しか発信できないことは何だろう?と考えたときに「やっぱり今の仕事のことかな?」と思い、今回のテーマにしました。

タクシーの仕事に思うところを正直に書き出したいと思います。

仕事内容に対して

まず、総合的に見て仕事内容に不満はありません。
現在の隔日勤務の働き方は、普通の会社員にしては給与とプライベートのバランスが非常に良いです。
基本給と歩合給がミックスされた会社と歩合100%の会社があります。

最初は昼夜のサイクルに慣れないと思いますが、味方につけてしまえば自由自在に時間を使うことができます。

特におすすめしたいのはシフト制の仕事だけど、従業員数の多い会社に就けば、かなり希望休の融通がきくところです。(あくまで会社によりけりだと思うので注意)

1人の時間が多いので、それが問題なければ良い仕事だと思います。若い人や女性のドライバーも意外といます。(まだまだ少ないですが...)

基本的な運転ができれば問題ありません。
私は都内の運転はほぼ初めてでしたが、道を覚え何回も走るごとに慣れていきました。

「急げ」と言う人も中にはいますが、基本的に安全第一の運転をしていれば大丈夫です。クレームが来ても、あくまで優先するのは道交法なので、交通ルールを守っていれば上司や会社は守ってくれます。

事故のリスク

もちろん車を運転する仕事なのでリスクはあります。

事故・違反は最大限気をつけなくてはいけません。
免許証がなければできない仕事なので、頻繁な事故や違反は職を失うことにもなりかねないです。
(が、一度はやってしまうと思います。実際自分も狭い路地の切り返しで車をぶつけてしまったことがあります。)

車をぶつけなくても、例えば急ブレーキをして車内のお客さんが頭をぶつけたりした時も「車内事故」と言って事故になります。
他にも自分が運転する車の動きが自転車や歩行者をびっくりさせてしまい転倒、なども「誘因事故」と呼ばれる事故と判断されてしまうケースもあります。

私の会社では事故が起こったら営業(車で回ること)を中止して一度営業所に戻らなくてはいけません。
都心から離れた車庫なので、その間は仕事ができないので給与が減ってしまいますし、顛末書を事細かに書かなければいけないので、その間は実質タダ働きです。

個人的に嫌だなぁと思うこと

直球で言いますが、社内のおじさん率です。
まだまだタクシー業界は平均年齢が高く、男性ばかりです。

車庫(営業所)に戻るとおじさん同士のぺちゃくちゃ声が気になります。
「今日はどうだった?」「何人乗せられた?」「変わったところ行った?」など。

戻ってから異常報告や納金などの作業があるのですが、その間におじさん同士の会話が耳障りに感じることが多いです。

そしておじさんは独り言が多い傾向にあります。
理由を自分なりに調べたこともありますが、近くで独り言をボソボソ言われる側の身になってほしいものです。

それと、シャワーや仮眠室は共用なこと。
タクシー会社に限ったことではないと思いますが、おじさんの使った後のシャワー室や仮眠室は使いたくないと思ってしまうのが本音。

世のおじさんたち、本音で話してごめんなさい。
でも自分も将来そうなるから反面教師にします。

接客で嬉しいこと、困ること

実際にお客さんを乗せている時に思うこと。これも直球本音で話します。

まず嬉しいこと。

「お釣り取っといていいよ」
いわゆるチップですが、何円であろうと気持ち的に嬉しいです。お茶や飴ちゃんをくれるお客さんもいます。ありがたいですね。

「道順指定がある時、ゆっくり話してくれる人」
目的地が遠い時に、道順が多い場合でもダーーーッッと話すお客さんがいます。
知ってる道なら良いんですが、やっぱり都内も広いから知らない道もあります。
頭の中で理解する時間をください。こっちは貴方がどこにいくか知らない0ベースの状態で聞き始めるのです。
信号を曲がったり目印が近くなったら逐一次のルートを指示してくれるのが一番助かりますね。案外、タクシー運転手も知らない道があるんです。

「降りる時にありがとうを言ってくれる人」
これ意外といないんですよ。
押し付けがましいのかもしれないけど、ありがとうの一言ぐらい言ってくれたら良いのに、と思います。

それだけで「送って良かった」と思えるので、これからタクシーに乗る際は是非ドライバーさんに一言だけで良いので伝えてあげてくださいね。

そして困ること。

まず、「酔っ払いのダル絡み」です。

個人的に苦手、対応の仕方が分からないのもありますが、本当に地獄なんです...
世の居酒屋店員さんを尊敬します。

建前で取り繕ったりや機嫌をとることが苦手なので、頑張らなければとは思うのですが...。

今までありませんが、もし車内で気分が悪く嘔吐等されるとそこで営業停止になってしまいます。

一応対応マニュアルとかあるんですが、極力避けたいですね...。

「沈黙ゼロ」
これはドライバーとお客さんが話してる時もそうなんですが、それ以上にお客さんが複数人で乗車している時。

ずーーーっと休みなく会話する人っているんです。

話に花が咲くのは結構なのですが、細かい道の確認や停車場所の確認をする時に、会話に割り込んで聞かなければいけないことに気を遣います。

息をつく暇ぐらい作りながら話しませんか?笑

「反応がない人」

走る時に、ややこしい道なんかはお客さんに確認をとります。「◯◯通りを進んでよろしいですか?」とか「高速道路使いますか?」とか。

それに対して、無言だったり返事の声が小さくて聞こえない時に(ん?無視された...?)と心配になってしまいます。
音楽を聴いていて聴こえていない場合や、お年寄りで耳が聞こえづらい人もいますが、それで後から違うルートだと文句を言われたこともあります。

後者は仕方ないですが、最低限の声量をください。
あなたの行き先を決めるのはあなたです。

ここまで結構、率直に書いてみました。
ぜひ平和なタクシー車内環境にご協力をお願いします。

<<<あと202日>>>
立場が違っても、みんな同じ人間

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?